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おとなの恋は、まわり道 Destination Wedding 2018




おとなの恋は、まわり道
Destination Wedding
(アメリカ・イギリス・カナダ 2018)

[製作総指揮] デヴィッド・ダイナースタイン/カシアン・エルウィス/ウェイン・マーク・ゴッドフリー/ジェームズ・ハリス/マーク・レーン/ジェイソン・レズニック/ウィリアム・サドレア/ジーン・ワイマン
[製作] ロバート・ジョーンズ/ゲイル・リオン/パム・ディクソン/エリザベス・デル/アルノー・ラニック/ババク・エフテカリ
[監督] ヴィクター・レヴィン
[脚本] ヴィクター・レヴィン
[音楽] ウィリアム・ロス/ポール・ジョセフ・スミス
[撮影] ジョージ・スカリ
[ジャンル] コメディ/恋愛/ドラマ


キャスト

ウィノナ・ライダー
(リンジー)

キアヌ・リーヴス
(フランク)

DJ・ダレンバック (花嫁)
テッド・デュボスト (花婿)
カート・デュボスト (花嫁の父)
D・ロッシュ・ライト (フランクの母)
グレッグ・ルーシー (フランクの義父)
ドナ・リン・ジョーンズ (フランクの義父の彼女)





概要

『おとなの恋は、まわり道』(Destination Wedding)は、2018年公開のロマンティック・コメディ映画。監督・脚本はヴィクター・レヴィン、主演はキアヌ・リーヴスとウィノナ・ライダー。結婚式に出席するために集まった男女が、毒舌で皮肉を交えながら次第に惹かれ合っていく、シンプルながらも会話劇が魅力の作品。




ストーリー

フランク(キアヌ・リーヴス)は仕事一筋の冷めた性格の男。ある日、彼はカリフォルニアのワイナリーで行われる結婚式に参加するため、空港に向かう。しかし、そこで出会ったのが、皮肉屋で辛辣な女性リンジー(ウィノナ・ライダー)。彼女は元婚約者の結婚式に出席するため、しぶしぶ旅をしていた。

二人は飛行機の席、送迎の車、ホテルの部屋まで常に一緒になってしまうという最悪の偶然に見舞われる。初対面からお互いの性格が気に食わず、結婚式のイベントごとにぶつかり合いながらも、次第に互いの孤独や過去を知り、皮肉交じりの会話を通じて距離を縮めていく。

そんな中、二人はワイナリーの自然の中でひょんなことから関係を持ってしまう。しかし、お互い恋愛に対してネガティブな考えを持っており、「恋に落ちるなんてありえない」と思い込んでいる。それでも、フランクとリンジーは共にいることで、人生の見方が少しずつ変わっていく。

結婚式が終わり、二人はそれぞれの生活に戻ることになるが、最後のシーンではリンジーが「あなたに電話してもいい?」と聞き、フランクが「やめとけ」と答えながらも、どこか嬉しそうな表情を見せる。恋愛に臆病な二人が、自分たちなりのペースで新しい関係を築こうとしていることが示唆される。

エピソード


キアヌ・リーヴスとウィノナ・ライダーの4度目の共演
『ドラキュラ』(1992年)、『スキャナー・ダークリー』(2006年)、『50歳の恋愛白書』(2009年)に続く共演。


ほぼ全編、二人だけの会話劇
主要キャストはほぼキアヌとウィノナのみ。他のキャストの台詞はほぼなし。


セリフ量が膨大
二人のセリフの応酬が映画全体のほぼ100%を占めており、台詞量は通常のロマコメの倍以上。


ウィノナ・ライダー曰く「私たちは本当に結婚してるかも」
『ドラキュラ』(1992年)の撮影で、実際の神父が結婚式を執り行ったため、ウィノナは「私たちは合法的に結婚してるかも」と発言。


キアヌとウィノナは親友関係
30年以上の付き合いがあり、お互いのことをよく知る仲。


撮影は短期間で行われた
予算が限られていたため、撮影はわずか9日間で完了。


アドリブなしの完全脚本
キアヌとウィノナはアドリブを一切加えず、脚本通りに演じた。


カリフォルニアの本物のワイナリーで撮影
風景の美しさが映像の魅力のひとつになっている。


二人のキャラクターは過去の共演作品とリンク
フランクの皮肉っぽさやリンジーの不器用なロマンチシズムは、過去の共演作のキャラ設定に通じる部分がある。


本作の脚本家は『恋するベーカリー』のプロデューサー
ラブコメを得意とするクリエイターによる作品。


劇中の音楽は最小限
セリフを際立たせるため、BGMがほとんど使われていない。


ワインと食事のシーンがリアル
二人がワイナリーでワインを飲むシーンは、本物のワインを使って撮影された。


ロマコメというよりも「アンチ・ロマコメ」
恋愛を否定する二人が徐々に惹かれ合うという逆説的なストーリー。


撮影現場はリラックスした雰囲気だった
キアヌとウィノナが長年の友人ということもあり、撮影中も笑いが絶えなかった。


キアヌは「ロマンチックな映画は苦手」と発言
しかし、本作の脚本を読んで「これなら演じたい」と思ったという。


ウィノナは「最高の共演者はキアヌ」と語る
彼の誠実さとユーモアが、彼女にとっては理想的な相手役だった。


衣装はほぼ一着
映画の舞台が限られているため、二人の衣装もほぼ同じまま。


撮影中の天候が想定外
本来は晴天のシーンが多いはずだったが、実際の撮影では予想以上に曇りが多かった。


最初の飛行機シーンで二人の性格が全てわかる
オープニングの飛行機での会話が、二人の関係性を象徴している。


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