デアデビル
Daredevil
(アメリカ・スイス 2003)
[製作総指揮] スタン・リー/バーナード・ウィリアムズ
[製作] アヴィ・アラド/キャスリーン・M・コートニー/ベッキー・クロス・トルヒージョ/ブルース・デヴァン/ケヴィン・ファイギ/ゲイリー・フォスター/アーノン・ミルチャン/キム・H・ウィンザー
[監督] マーク・スティーヴン・ジョンソン
[脚本] マーク・スティーヴン・ジョンソン
[撮影] エリック・ソンコア
[音楽] グレアム・レヴェル
[ジャンル] アクション/クライム
キャスト

ベン・アフレック
(マット・マードック/デアデビル)

ジェニファー・ガーナー
(エレクトラ・ナチオス)

コリン・ファレル
(ブルズアイ)

マイケル・クラーク・ダンカン
(ウィルソン・フィスク/キングピン)

ジョン・ファヴロー
(フランクリン・”フォギー”・ネルソン)
スコット・テラ (少年マット)

エレン・ポンピオ
(カレン・ペイジ)

ジョー・パントリアーノ
(ベン・ユーリック)
リーランド・オーサー (ウェズリー・オーウェン・ウェルチ)
レニー・ロフティン (ニック・マノリス)
エリック・アヴァリ (ニコラス・ナチオス)
デリック・オコナー (エヴェレット神父)
ポール・ベン・ヴィクター (ホセ・ケサダ)

デヴィッド・キース
(ジャック・マードック)
ジョシー・ディヴィンチェンツォ (ジョシー)
ステファノス・ミルツァカキス (スタブロス)
ケヴィン・スミス (ジャック・カービー 法医学助手)
スタン・リー (交差点の老人)
概要
『デアデビル』(Daredevil)は、マーベル・コミック原作のスーパーヒーロー映画で、主人公マット・マードック/デアデビルをベン・アフレックが演じる。幼少期の事故で視力を失いながらも、超人的な感覚を得た弁護士が、夜になると「デアデビル」として悪と戦う。監督はマーク・スティーヴン・ジョンソンで、共演にはジェニファー・ガーナー(エレクトラ)、コリン・ファレル(ブルズアイ)、マイケル・クラーク・ダンカン(キングピン)らが名を連ねる。
ストーリー
幼少期に有害廃棄物を浴びて視力を失ったマット・マードック(ベン・アフレック)は、代わりに超人的な聴覚や触覚を持つようになり、暗闇でも周囲を「見る」ことができる能力を得る。成長した彼は、昼間は弁護士として弱者を守り、夜は「デアデビル」としてニューヨークの犯罪と戦う。
ある日、彼は謎めいた女性エレクトラ・ナチオス(ジェニファー・ガーナー)と出会い、二人は恋に落ちる。しかし、エレクトラの父親がニューヨークの犯罪王キングピン(マイケル・クラーク・ダンカン)に狙われ、冷酷な暗殺者ブルズアイ(コリン・ファレル)によって殺される。エレクトラは誤解からデアデビルを父の仇と信じ、復讐のために戦いを挑むが、最終的に真実を知り、ブルズアイとの壮絶な戦いに身を投じる。
デアデビルはブルズアイとキングピンに対峙し、過去の苦しみを乗り越えながら、正義を貫こうとする。彼はキングピンを打ち負かすが、殺すことはせず、法の裁きを受けさせることを選ぶ。物語の最後には、新たな戦いへと向かうデアデビルの姿が描かれ、彼の使命が続くことを示唆する。
エピソード
ベン・アフレックのデアデビル愛
アフレックは子供の頃からデアデビルの大ファンであり、役への思い入れが深かった。
アフレックとジェニファー・ガーナーの関係
本作をきっかけに交際が始まり、後に結婚(2018年に離婚)。
コリン・ファレルのブルズアイ
コミックではブルズアイはコスチュームを着ているが、本作では個性的なスキンヘッドにブルズアイの模様が刻まれた姿にアレンジされた。
監督のディレクターズ・カット版
公開版とは異なるディレクターズ・カット版が後にリリースされ、よりダークなトーンとストーリーの深みが増したと評価された。
キングピン役の変更
コミックでは白人キャラだが、映画ではマイケル・クラーク・ダンカンが演じ、パワフルな演技が話題に。
アクションシーンの撮影
ワイヤーアクションとCGを駆使した戦闘シーンは、当時のスーパーヒーロー映画の中でもスタイリッシュなものに仕上がった。
エレクトラのスピンオフ
ジェニファー・ガーナー演じるエレクトラの人気を受け、2005年にスピンオフ映画『エレクトラ』が製作された。
アフレックのスーツの苦労
デアデビルのスーツは本革製で重く、撮影中は動きづらかったとアフレックが語っている。
デアデビルの音響表現
盲目ながら世界を「見る」能力を持つデアデビルの感覚を、特殊なサウンドデザインで表現した。
スタン・リーのカメオ出演
マーベルの生みの親スタン・リーが映画の中でカメオ出演している。
コメント