欲望
BlowUp
(イギリス 1966)
[製作総指揮] ピエール・ローヴ
[製作] カルロ・ポンティ
[監督] ミケランジェロ・アントニオーニ
[原作] ジュリオ・コルタザール/ミケランジェロ・アントニオーニ
[脚本] ミケランジェロ・アントニオーニ/トニーノ・グエッラ/エドワード・ボンド
[撮影] カルロ・ディ・パルマ
[音楽] ハービー・ハンコック
[ジャンル] ドラマ/スリラー/ミステリー
[受賞]
カンヌ映画祭 グランプリ
全米批評家協会賞 監督賞/作品賞
デヴィッド・ヘミングス (トーマス)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ (ジェーン)
ピーター・ボウルズ (ロン)
サラ・マイルズ (パトリシア)
ジョン・キャッスル (ビル)
ジェーン・バーキン (ブロンドの女)
ジリアン・ヒルズ (黒髪の女)
『欲望』は、ロンドンを舞台に、ファッション写真家トーマスが偶然撮影した写真から謎めいた殺人事件に巻き込まれる物語である。トーマスは、公園でカップルを撮影した際、写真に写り込んだ異変に気づき、その謎を追求し始める。しかし、真実に近づこうとするほど現実と虚構の境界が曖昧になり、彼の心は次第に混乱していく。視覚と現実、そして人間の欲望をテーマにした、心理的かつ象徴的な作品である。
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