クレールの膝
Le genou de claire
(フランス 1970)
[製作] ピエール・コトレル/バーベット・シュローダー
[監督] エリック・ロメール
[脚本] エリック・ロメール
[撮影] ネストール・アルメンドロス
[ジャンル] ドラマ/恋愛
[シリーズ]
モンソーのパン屋の女の子(1963)<6つの教訓物語>第1作
シュザンヌの生き方(1963)<6つの教訓物語>第2作
コレクションする女(1967)<6つの教訓物語>第3作
モード家の一夜(1969)<6つの教訓物語>第4作
愛の昼下がり(1972)<6つの教訓物語>第6作
[受賞]
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 外国語映画賞
全米批評家協会賞 作品賞
サンセバスチャン国際映画祭 金賞
ジャン・クロード・ブリアリ (ジェローム)
オーロラ・コルヌー (オーロラ)
ベアトリス・ロマン (ローラ)
ロランス・ド・モナガン (クレール)
ミシェル・モンテル (マダム・ワルテール)
ジェラルド・ファルコネッティ (ジル)
ファブリス・ルシーニ (ヴァンサン)
「クレールの膝」は、フランスの美しい湖畔を舞台に、40歳の外交官ジェロームが織り成す繊細な人間関係を描いた物語である。休暇中のジェロームは、旧友の作家オーロラと再会し、彼女からある提案を受ける。それは、オーロラの知り合いである若い少女ローラに恋をさせ、その経験を元に小説を書くというものだった。しかし、ジェロームはローラの姉クレールに惹かれ、特に彼女の膝に異様な執着を抱くようになる。物語は、ジェロームの内面的な欲望と道徳的葛藤を通じて、人間の複雑な心理と愛の本質を探求する。
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