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花嫁のパパ Father of the Bride 1991

 

花嫁のパパ
Father of the Bride
(アメリカ 1991)


[製作総指揮] ジム・クリックシャンク/サンディ・ギャリン/ジェームズ・オール
[製作] ナンシー・メイヤーズ/キャロル・バウム/ブルース・A・ブロック/ハワード・ローゼンマン/シンディ・ウィリアムズ
[監督] チャールズ・シャイア
[脚本] フランシス・グッドリッチ/アルバート・ハケット/ナンシー・メイヤーズ/チャールズ・シャイア
[撮影] ジョン・リンドリー
[音楽] アラン・シルヴェストリ
[ジャンル] コメディ/ファミリー/ドラマ
[シリーズ] 花嫁のパパ2(1995)


キャスト

スティーヴ・マーティン
(ジョージ・スタンリー・バンクス)

ダイアン・キートン
(ニーナ・バンクス)

キンバリー・ウィリアムズ (アン・エリザベス・‘アニー’・バンクス)
キーラン・カルキン (マティ・バンクス)
ジョージ・ニューボーン (ブライアン・マッケンジー)

マーティン・ショート
(フランク・エッグルホッファー)

B・D・ウォン (ハワード・ワインスタイン)
ピーター・マイケル・ゴーツ (ジョン・マッケンジー)
ケイト・マクレガー・スチュワート (ジョアンナ・マッケンジー)
カルメン・ヘイワード (グレイス)
エイプリル・オルティス (オリヴィア)
ニーナ・ヴァスケス (マルタ)
ギビー・ブランド (デヴィッド)

 

概要

『花嫁のパパ』は、チャールズ・シャイア監督、スティーブ・マーティン主演のコメディ映画。

結婚を控えた娘とその父親の心情を中心に、家族の愛情や結婚式の準備に伴う混乱を描く。

1950年の同名映画をリメイクした作品で、ダイアン・キートンが母親役として共演。親子の絆や父親の複雑な心情をユーモラスに表現した感動的な作品。


ストーリー

ジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)は、カリフォルニアで暮らす平凡な中流家庭の父親。彼の22歳の娘アニー(キンバリー・ウィリアムズ)が突然結婚すると報告し、ジョージは驚きと不安に襲われる。ジョージにとっては、まだ小さな「お嬢ちゃん」が結婚するという現実を受け入れがたいものだった。

婚約者のブライアン(ジョージ・ニューバーン)はハンサムで好青年だが、ジョージは彼に嫉妬と警戒心を抱く。一方、妻のニーナ(ダイアン・キートン)は冷静に対応し、結婚式の準備を進める。家族全員が関わる大規模な結婚式の計画が始まると、予算の問題や奇抜なウェディングプランナー(マーティン・ショート)の登場など、次々と予想外の出来事が巻き起こる。

ジョージは結婚準備の混乱の中で、次第にアニーの幸せを優先しようと努力する。結婚式当日、アニーが幸せそうにバージンロードを歩く姿を見たジョージは、彼女の成長を認め、自分の心の中に娘への愛情と感謝が深く刻まれていることを実感する。


エピソード

  • スティーヴ・マーティンとダイアン・キートンは本作で初めて共演。彼らの自然な掛け合いが、映画の中心となる夫婦の親密さやユーモアをリアルに演じる助けとなった。

  • スティーヴ・マーティンとマーティン・ショートは以前から友人であり、ショートが演じた奇抜なウェディングプランナー「フランク」のキャラクターは、彼らのプライベートでの冗談や掛け合いに影響を受けている。

  • 監督のシャイアと脚本家のマイヤーズは当時夫婦であり、本作のテーマである家族や結婚に対する洞察は、彼らの実生活の経験が反映されていると言われている。

  • キートンと脚本家マイヤーズは後に映画『恋愛適齢期』(2003)でもタッグを組むなど、強い信頼関係を築いていた。本作での演技は、マイヤーズがキートンに期待する女性像を反映したものでもある。

  • 映画デビュー作となったウィリアムズに対し、スティーヴ・マーティンとダイアン・キートンは新人としてのプレッシャーを和らげるため、撮影中に積極的にサポートした。彼女は後に「二人は本当の家族のようだった」と語っている。

  • キートンはシャイアの演出スタイルを高く評価し、「心地よく演じられる環境を作る監督」として感謝の意を示している。

  • ショートが演じたフランクのキャラクターは、多くの即興的な台詞が含まれており、撮影中も共演者たちは彼の奇想天外な演技に笑いを堪えるのが難しかったという。

  • シャイアとマイヤーズは、自身の娘の結婚に向き合った経験や、家族の思い出を映画のストーリーに反映しており、キャストにその背景を共有して演技に深みを与えた。

  • 1950年版『花嫁の父』のリメイクである本作は、現代的なテーマとユーモアが追加され、キャスト全員がそのアップデートされた設定に順応し、時代に合った感覚で演じた。

  • フランク(ショート)とニーナ(キートン)の会話シーンでは、キートンがアドリブでショートにツッコミを入れるなど、二人のユーモアセンスが引き立つ場面が多くなった。

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