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スリー・オブ・ハーツ Three of Hearts 1993 |キャスト・あらすじ【ネタバレ】| ウィリアム・ボールドウィン

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失恋した女性、彼女を忘れられない元恋人、そして雇われたハンサムなジゴロ。奇妙な依頼から始まった三角関係が、予測不能な恋の結末を呼び起こす。

スリー・オブ・ハーツ
Three of Hearts
(アメリカ 1993)

[製作総指揮] デヴィッド・パーマット
[製作] マシュー・イルマス/ジョエル・B・マイケルズ/カレン・タイカー/ハンナ・ハムステッド
[監督] ユレク・ボガエヴィッチ
[原作] アダム・グリーンマン
[脚本] アダム・グリーンマン/ミッチ・グレイザー
[撮影] アンジェイ・セクラ
[音楽] ジョー・ジャクソン
[ジャンル] コメディ/恋愛

キャスト

ケリー・リンチ
(コニー)

ゲイル・ストリックランド (イヴォンヌ)
セック・ヴァレル (アリソン)
クレア・キャラウェイ (イザベラ)
マレク・ジョンソン (ゲイル)
モニク・マネン (ダフネ)
ティモシー・スティックニー (ラルフ)
フランク・レイ・ペリーリ (患者)
トニー・アメンドーラ (ハーヴェイ)
キース・マッケクニー (フランキー)




ストーリー

ニューヨークで看護師として働くコニー(ケリー・リンチ)は、恋人である女性インストラクターのエレン(シェリリン・フェン)から突然別れを告げられ、深い失意の中にいた。エレンを諦めきれないコニーは、親友であるプロのジゴロ、ジョー(ウィリアム・ボールドウィン)にある奇妙な計画を持ちかける。それは、ジョーがエレンに接近して彼女を虜にし、その後にあえて彼女を振ることで、男性に懲りたエレンを再び自分の元へ戻そうという策略であった。

報酬と引き換えに依頼を引き受けたジョーは、エレンが参加する文学講座に潜り込み、狙い通り彼女の関心を引くことに成功する。しかし、計画が進むにつれて事態は予想外の方向へと動き出す。女たらしであったはずのジョーが、知的なエレンの魅力に本気で惹かれ始めてしまったのである。一方で、エレンもまたジョーに対して真剣な愛を抱くようになり、コニーは自ら仕掛けた罠によって、愛する二人を同時に失う危機に直面する。

ジョーはコニーへの友情とエレンへの愛の間で激しく葛藤するが、ついに真実が明らかになる時が訪れる。3人はそれぞれの想いと向き合い、自らのアイデンティティと本当に求めている愛の形を再確認することとなった。コニーは失恋の痛みを受け入れ、ジョーとエレンもまた、偽りから始まった関係を清算し、新たな人生の歩みを進めていく。

エピソード・背景

  • 多様な愛の描写
    公開当時、レズビアンの女性を主人公に据え、彼女の失恋と再生をコメディタッチで描いた点は、ハリウッド映画として先進的な試みであったと評されています。
  • 主要キャストの対比
    ラフでマニッシュな装いを見せるケリー・リンチと、クラシカルで女性らしい華やかさを持つシェリリン・フェン。対照的な二人の女優の競演が作品に彩りを与えています。
  • ウィリアム・ボールドウィンの起用
    ボールドウィン兄弟の中でも端正なルックスで人気を博していたウィリアムが、軽薄ながらも憎めないジゴロ役を好演し、物語に華を添えています。
  • ニューヨークのロケーション
    90年代初頭のニューヨークのストリートやアパートメント、アカデミックな雰囲気が漂う大学の教室などが効果的に使われ、都会的で洗練された作品世界を作り上げています。
  • サウンドトラック
    スティングの「Shape of My Heart」など、切なくも美しい楽曲が、3人の複雑な心理描写をより印象深く彩っています。


まとめ:作品が描いたもの

本作は、愛の形に正解はなく、他人の心をコントロールしようとする試みがいかに無意味であるかを、ユーモアを交えて描き出しています。登場人物たちが嘘や策略を経て、最終的に自分自身の素直な感情に辿り着くプロセスは、観客に誠実さの大切さを伝えています。

恋愛における友情、執着、誠実さ、そして自己発見という普遍的なテーマを、当時の自由な空気感の中で軽やかにまとめ上げた、良質な都会派ドラマと言えるでしょう。

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