アナベラ
Annabella
1910年7月14日、フランス・パリ・セーヌ生まれ。
1996年2月20日、フランスで死去(心臓発作)。享年85歳。
本名シュザンヌ・ジョルジェット・シャルパンティエ(Suzanne Georgette Charpentier)。
父は旅行新聞支配人。
16歳でコンテストに入賞し、映画界へ。
フランス映画で活躍し、1938年28歳の時にハリウッドへ進出。
そこでタイロン・パワーと出会い結婚。
1947年にフランスへ帰り、直後に離婚。
1954年に引退した。
アナベラは、フランス出身の女優であり、その美しさと演技力で1930年代から1940年代にかけて多くの映画で活躍した。彼女は特に、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の映画『巴里祭』(1933年)での主演で広く知られている。
アナベラは、パリで生まれ、1927年に映画デビューを果たした。
1930年代初頭、特に『巴里祭』での演技が評価され、一躍スターの座を獲得した。この映画は、フランス革命記念日のパリを舞台にしたロマンティックなドラマであり、アナベラはその自然体で魅力的な演技で観客を魅了した。
1930年代後半には、ハリウッドに進出し、20世紀フォックスと契約した。彼女は『スエズ』(1938年)などに出演し、国際的な名声を得た。
また、俳優タイロン・パワーと結婚し、ハリウッドの社交界でも注目を集めたが、後に離婚。
アナベラはフランスとアメリカの両方で活動し、映画だけでなく舞台でもその才能を発揮した。彼女の演技は、その優雅な魅力と卓越した演技力で評価され続けた。
[出演作品]
1927 17歳
ナポレオン Napoléon
1928 18歳
マルドーヌ Maldone
1929 19歳
Trois jeaunes filles nues
1930 20歳
La barcarolle d’amour
La maison de La Flèche
1931 21歳
ル・ミリオン Le million
搔払ひの一夜 Un soir de rafle
1933 23歳
春の驟雨 Marie, légende hongroise Tavaszi zápor
君と暮せば Sonnenstrahl
巴里祭 Quatorze Juillet
ラ・バターユ La bataille
1934 24歳
キャラバン Caravane
モスコーの一夜 Les nuits moscovites
1935 25歳
最後の戦闘機 L’équipage
戦いの前夜 Veille d’armes
ヴェネツィア映画祭主演女優賞
ヴァリエテ Varieté
1936 26歳
夜の空を行く Anne-Marie
1937 27歳
暁の翼 Wings of the Morning
素晴らしき接吻 Dinner at the Ritz
1938 28歳
スエズ Suez
1947 37歳
鮮血の情報 13 Rue Madeleine
1948 38歳
永遠の争い Éternel Conflit
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