PR

[女優] シャーリー・マクレーン Shirley MacLaine 出演作品一覧|プロフィール|エピソード

ローレライ@洋画愛好家をフォローする

シャーリー・マクレーン
Shirley MacLaine

1934年4月24日、アメリカ・バージニア・リッチモンド生まれ。
本名シャーリー・マクレーン・ベイティ。
身長170cm。
父は元バンドマン、母は元女優。
ウォーレン・ベイティの姉。
高校を中退してニューヨークに出、舞台でコーラスガールを勤めた。
21歳の時「ハリーの災難」で映画デビュー。
精神世界を探求し、著書も出している。

今回は、ハリウッド黄金期の輝きを現代に繋ぎ、コメディから重厚な人間ドラマまでを軽やかに演じ分ける伝説の女優、シャーリー・マクレーンをご紹介します。

ベリーショートの髪に、親しみやすい笑顔。しかしその瞳の奥には、鋭い知性と、時にはスピリチュアルな探究心さえも秘めた、唯一無二の個性が光っています。

奔放な魅力と、魂の深淵を見つめる瞳。シャーリー・マクレーン、永遠に「今」を生きる自由人

彼女のキャリアは、急病の主役の代役として舞台に立ち、客席にいた映画プロデューサーに見出されるという、まさに映画のようなシンデレラストーリーから始まりました。

『アパートの鍵貸します』で見せた都会的で孤独な女性像から、『愛と追憶の日々』での強烈な母親役まで、彼女は常に「等身大の女性の複雑さ」を体現し続けてきました。実弟ウォーレン・ベイティと共に、ハリウッドの歴史を動かしてきた彼女の、自由奔放で情熱的な歩みを辿ってみましょう。

✦ PROFILE & BACKGROUND

  • 本名:シャーリー・マクレーン・ベイティ
  • 生年月日:1934年4月24日
  • 出身:アメリカ / バージニア州リッチモンド
  • ルーツ・家庭環境:
    • 父アイラ:心理学の教授で不動産業者。
    • 母キャスリーン:演劇の教師。
    • 弟ウォーレン・ベイティ:俳優・映画監督。ハリウッド史上、最も成功した姉弟の一組です。
    • 元夫スティーヴ・パーカー:映画プロデューサー。1954年に結婚し、一女(女優サチ・パーカー)を授かるが、28年間にわたり「自由な結婚(オープン・マリッジ)」を続け、1982年に離婚。
  • 背景:幼少期からバレエを学び、ブロードウェイのダンサーとしてキャリアをスタート。類まれなリズム感とコメディセンスが、彼女の演技の土台となりました。
  • 功績:アカデミー主演女優賞を受賞したほか、ゴールデングローブ賞やベネツィア、ベルリンなどの国際映画祭でも多数の賞を受賞。2012年には、アメリカ映画界への多大な貢献を称え、AFI生涯功労賞が授与されました。

🏆 主な功績・活動

公開年出来事備考
1955『ハリーの災難』で映画デビューアルフレッド・ヒッチコック監督に抜擢される
1960『アパートの鍵貸します』主演ビリー・ワイルダー監督作。都会の孤独を演じ、不動の人気を獲得
1975『The Other Half of the Sky: A China Memoir』を製作・監督ドキュメンタリー映画でアカデミー賞にノミネート
1983『愛と追憶の日々』でオスカー5度目のノミネートにして、ついに主演女優賞を受賞
1980sスピリチュアルな著作がベストセラー『アウト・オン・ア・リム』などで自身の輪廻転生の体験を綴り、話題に
2012AFI生涯功労賞 受賞ハリウッドの伝説としての地位を確立

🏅 受賞・ノミネート歴(主要4賞)

年度対象作品部門結果
1959走り来る人々アカデミー賞主演女優賞ノミネート
1959走り来る人々ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ)ノミネート
1961アパートの鍵貸しますアカデミー賞主演女優賞ノミネート
1961アパートの鍵貸します英国アカデミー賞外国女優賞受賞
1961アパートの鍵貸しますゴールデングローブ賞主演女優賞 (コメディ/ミュ)受賞
1964あなただけ今晩はアカデミー賞主演女優賞ノミネート
1964あなただけ今晩はゴールデングローブ賞主演女優賞 (コメディ/ミュ)受賞
1978愛と喝采の日々アカデミー賞主演女優賞ノミネート
1984愛と追憶の日々アカデミー賞主演女優賞受賞
1984愛と追憶の日々ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ)受賞
1989マダム・スザーツカゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ)受賞

1. 都会の孤独と愛:アパートの鍵貸します(1960)

不倫に悩みながらも、どこか凛とした強さを持つエレベーターガール、フランを演じました。

ラストシーン、ジャック・レモンに向かって「黙って配って(Shut up and deal)」とトランプを差し出す場面は、映画史に残る名セリフ。彼女が見せた「乾いたユーモア」と「深い哀愁」のバランスは、後のラブコメディのヒロイン像を決定づけました。

2. 激しすぎる母の愛:愛と追憶の日々(1983)

娘との30年にわたる愛憎を描いた感動作。

デブラ・ウィンガー演じる娘に対し、過干渉で口うるさく、しかし誰よりも深く愛する母親オーロラを演じ、ついにオスカーを手にしました。病院のナースステーションで、苦しむ娘のために叫ぶシーンの圧倒的な迫力は、彼女のキャリアの集大成ともいえる名演です。

3. 年輪を重ねた輝き:マダム・スザーツカ(1988)

風変わりで厳格なピアノ教師を演じ、ヴェネツィア国際映画祭とゴールデングローブ賞をダブル受賞しました。

若者の才能を愛で、自らの孤独を芸術に昇華させる女性の姿を、彼女は年輪を感じさせる豊かな表情で表現。単なる「コメディエンヌ」から「大女優」へと完全に脱皮した姿を見せつけました。


📜 シャーリー・マクレーンを巡る知られざるエピソード集

1. 前世と宇宙への深い探究

彼女は自身の「前世」を信じており、かつてアトランティス大陸の住人だったり、古代の戦士だったりしたと語っています。このスピリチュアルな探究を綴った自伝『アウト・オン・ア・リム』は世界的なベストセラーとなりました。当時は奇異な目で見られることもありましたが、彼女は「自分を知るための旅よ」と平然としていました。

2. ラット・パックとの「マスコット」的存在

フランク・シナトラ、ディーン・マーティンといったハリウッドの粋人たちが集まる「ラット・パック」の紅一点(マスコット的な存在)として愛されました。男勝りな性格で彼らと対等に渡り合い、共にラスベガスで暴れ回った日々は、彼女にとって「人生で最高の遊び場」だったようです。

3. 28年間の「自由な結婚」

夫スティーヴ・パーカーとは、お互いに別のパートナーを持つことを認める「オープン・マリッジ」を公言していました。スティーヴは日本で長年暮らし、シャーリーはハリウッドで働くというスタイルで、娘のサチも日本で育てられました。常識にとらわれない彼女の生き方は、当時のフェミニズムの文脈でも注目を集めました。

4. アンソニー・ホプキンスとの「伝説の不仲」

映画『ア・チェンジ・オブ・シーズンズ』で共演したアンソニー・ホプキンスは、彼女について「これまで一緒に働いた中で最も不快な女優だ」と公言したことがあります。一方のシャーリーも負けてはおらず、お互いの演技スタイルの違いから火花を散らしました。こうした「強烈な個性」こそが、彼女をスターたらしめている証拠かもしれません。

5. 「30代の成功」は通過点に過ぎない

彼女は30代で多くの名作に出演しましたが、彼女自身は「30代はまだ自分の魂の探求の入り口だった」と語っています。年齢を重ねるごとに役柄の幅を広げ、80代を過ぎてもドラマ『ダウントン・アビー』に出演するなど、衰えを知らない好奇心こそが彼女の真髄です。

6. 弟ウォーレン・ベイティとの「微妙な関係」

ハリウッドで最も有名な姉弟でありながら、二人が共演したことは一度もありません。お互いの才能を認めつつも、どこか距離を置くその関係性は、「同じ太陽の下に二つの太陽は要らない」という彼らなりのプロ意識の表れだと言われています。


📝 まとめ:自由な魂を翼に変えて、今も飛び続ける伝説

シャーリー・マクレーンは、ハリウッドが押し付ける「女優」という型を、その長いキャリアの中でことごとく壊し続けてきました。

彼女が示したのは、女性は可憐である必要も、従順である必要もなく、ただ「自分自身」であればいいという力強いメッセージです。彼女の映画人生は、常に変化し、成長し、そして何よりも人生を心から楽しむことの尊さを教えてくれます。


[出演作品]

1955 年    21 歳

ハリーの災難  The Trouble With Harry


1956 年    22 歳

80日間世界一周  Around the World in Eighty Days

1958 年    24 歳

縄張り  The Sheepman
花嫁売り込み作戦  The Matchmaker

1959 年    25 歳

恋の売込み作戦  Ask Any Girl

  ベルリン国際映画祭 銀熊賞
  英国アカデミー賞 女優賞


果てしなき夢  Career

1960 年    26 歳


アパートの鍵貸します  The Apartment

  ヴェネツィア国際映画祭 女優賞
  ゴールデングローブ賞 主演女優賞
  英国アカデミー賞 女優賞


1961 年    27 歳


1962 年    28 歳


すれちがいの街角  Two for the Seesaw

1963 年    29 歳

あなただけ今晩は  Irma la Douce

  ゴールデングローブ賞 主演女優賞

1964 年    30 歳


1966 年    32 歳

1967 年    33 歳

1968 年    34 歳

おかしな夫婦・大逆転!?  The Bliss of Mrs. Blossom

1970 年    36 歳

1971 年    37 歳

Desperate Characters

  ベルリン国際映画祭 銀熊賞

1977 年    43 歳

愛と喝采の日々  The Turning Point

1979 年    45 歳

チャンス  Being There

1980 年    46 歳

ラヴィング・カップル  Loving Couples
LOVEシーズン  A Change of Seasons

1983 年    49 歳

愛と追憶の日々  Terms of Endearment

  アカデミー賞 主演女優賞
  ゴールデングローブ賞 主演女優賞

1984 年    50 歳

1987 年    53 歳

アウト・オン・ア・リム/自分探しの旅  Out on a Limb (TV) (原・脚・出)

1988 年    54 歳

マダム・スザーツカ  Madame Sousatzka

  ヴェネツィア国際映画祭 女優賞
  ゴールデングローブ賞 主演女優賞

1989 年    55 歳

マグノリアの花たち  Steel Magnolias

1990 年    56 歳

ミラクル/バックリーの魔女たち  Waiting for the Light
ハリウッドにくちづけ  Postcards from the Edge

1992 年    58 歳

1993 年    59 歳

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ  Wrestling Ernest Hemingway

1994 年    60 歳

不機嫌な赤いバラ  Guarding Tess

1995 年    61 歳

セルロイド・クローゼット  The Celluloid Closet

1996 年    62 歳

くちづけはタンゴの後で  Mrs. Winterbourne


夕べの星  The Evening Star

1999 年    65 歳

ヴァージン・ブレイド  Joan of Arc (TV)

2001 年    67 歳

だって女優ですもの!  These Old Broads (TV)

2005 年    71 歳


イン・ハー・シューズ  In Her Shoes


2007 年    73 歳

2008 年    74 歳

ココ・シャネル  Coco Chanel (TV)
赤毛のアン 新たな始まり  Anne of Green Gables: A New Beginning

2010 年    76 歳

2011 年    77 歳

2012 年    78 歳

ダウントン・アビー  Downton Abbey (TV)

2013 年    79 歳

LIFE!  The Secret Life of Walter Mitty

2014 年    80 歳

2016 年    82 歳

2017 年    83 歳

2018 年    84 歳

2019 年    85 歳

ノエル  Noelle

2022 年    88 歳

American Dreamer
Only Murders in the Building (TV)


タイトルとURLをコピーしました