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ロビン・フッド Robin Hood: Pronce of Thieves 1991 |キャスト・あらすじ【ネタバレ】| ケヴィン・コスナー

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ロビン・フッド
Robin Hood: Pronce of Thieves
(アメリカ 1991)

[製作総指揮] ゲイリー・バーバー/デヴィド・ニックセイ/ジェームズ・G・ロビンソン
[製作] ペン・デンシャム/マイケル・J・ケイガン/リチャード・バートン・ルイス/ジョン・ワトソン
[監督] ケヴィン・レイノルズ
[原作] ペン・デンシャム
[脚本] ペン・デンシャム/ジョン・ワトソン
[撮影] ダグラス・ミルサム
[音楽] マイケル・ケイメン/ジェフ・リン/ブライアン・アダムス
[ジャンル] アクション/アドベンチャー
[受賞] 英国アカデミー賞 助演男優賞(アラン・リックマン)


キャスト

ケヴィン・コスナー
(ロックスリーのロビン)

モーガン・フリーマン
(アジーム)

クリスチャン・スレーター
(ウィル・スカーレット)

アラン・リックマン
(ノッティンガム州長官)

ジェラルディン・マクイーワン (モーティアナ)
マイケル・マクシェーン (フリア・タック)
ブライアン・ブレスト (ロックスリー卿)
マイケル・ウィンコット (ギスボーンの男)
ニック・ブリンブル (リトルジョン)

ショーン・コネリー
(リチャード王)

 




ストーリー

十字軍の遠征に参加し、エルサレムで捕虜となっていた英国貴族の息子ロビン。彼は脱獄の際、共に逃げたムーア人の戦士アジームに命を救われる。命の恩に報いるという異教の掟に従うアジームを連れ、ロビンは命からがら故郷イングランドへと帰還する。

しかし、帰宅したロビンを待っていたのは、父が惨殺され、領地が没収されたという衝撃の事実だった。国は国王不在に乗じた冷酷なノッティンガムの代官によって支配され、民衆は重税に苦しんでいた。ロビンは代官に立ち向かうため、シャーウッドの森へと逃げ込み、そこで出会ったアウトロー(無法者)たちを組織して、義賊集団を結成する。

アジームがもたらす天文学や火薬などの高度な知識、そしてロビンの天才的な弓の技術によって、義賊たちは代官の軍隊を翻弄していく。やがてロビンは、幼馴染のマリアンと再会し、恋に落ちる。しかし、怒り狂った代官はマリアンを拉致し、強制的に結婚することで王位を簒奪しようと企てる。

ロビンと仲間たちはマリアンを救うため、ノッティンガム城へと決死の突撃を敢行する。激しい乱戦の中、アジームは火薬を使って城壁を爆破し、ロビンは代官との一対一の決闘に挑む。窮地に陥るロビンだったが、最後は機転を利かせて代官を倒し、マリアンを救出。ちょうどそこへ、遠征から帰還したリチャード王(ショーン・コネリーがカメオ出演!)が現れ、ロビンの功績を称えて爵位を戻す。ロビンとマリアンは森の仲間たちに見守られながら結婚式を挙げ、アジームもまた「命の借りを返した」として、清々しい笑顔で共に歩み出す。

エピソード・背景

  • アラン・リックマンの怪演
    本作で最も強烈な印象を残したのは、悪役を演じたアラン・リックマンでした。彼の脚本の一部を書き直したというアドリブ混じりの狂気的な演技は、主役を食うほどの人気となり、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
  • モーガン・フリーマンの存在感
    従来のロビン・フッド伝説には登場しないアジームというキャラクターですが、モーガンの圧倒的な知性と威厳によって、物語に深みと「異文化の交流」という新しい視点が加わりました。
  • 大ヒットした主題歌
    ブライアン・アダムスが歌う「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー((Everything I Do) I Do It for You)」は世界中で社会現象的な大ヒットを記録。この曲を聴くだけで映画の情景が浮かぶ人も多い名曲です。
  • ケヴィン・コスナーの黄金期
    『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でオスカーを手にした直後の作品で、彼のスター性が最高潮に達していた時期です。英国訛りを使わない演技には賛否ありましたが、そのアメリカンなヒーロー像が娯楽大作としての成功を後押ししました。
  • ショーン・コネリーのサプライズ
    ラストにリチャード王として登場するショーン・コネリー。彼はかつて『ロビンとマリアン』でロビン役を演じており、新旧ロビンの共演という映画ファンにはたまらない演出でした。
  • 過酷な撮影
    撮影は主にフランスとイギリスで行われましたが、雨続きの悪天候や過酷なアクションシーンが多く、現場はかなり大変だったそうです。しかし、そのリアルな空気感が中世の泥臭い戦場描写によく表れています。


まとめ:作品が描いたもの

本作は、古典的な伝説を「家族の復讐」と「抑圧からの解放」という現代的なテーマで再構築した、爽快感あふれるアクション・スペクタクルです。単なる弓の名手の物語ではなく、ロビンが特権階級の意識を捨て、庶民や異教徒であるアジームと絆を深めていく「魂の成長物語」でもあります。

特にアジームというキャラクターを通して、「未知の知恵を受け入れる寛容さ」が勝利の鍵となる描写は、今見ても非常にポジティブなメッセージを持っています。豪華なキャスト、壮大な音楽、そして勧善懲悪のスカッとする展開。90年代ハリウッド映画が持っていた「誰もが楽しめる圧倒的なワクワク感」を凝縮した、まさに娯楽映画の王道と呼べる一作です。

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