戦争は終った
La guerre est finie
(フランス・スウェーデン 1966)
[製作] ジゼル・ルビヨン/カトリーヌ・ウィンテル
[監督] アラン・レネ
[脚本] ホルヘ・センプルン
[撮影] サッシャ・ヴィエルニー
[音楽] ジョヴァンニ・フスコ
[ジャンル] ドラマ
[受賞]
ロカルノ国際映画祭 特別賞
NY批評家協会賞 外国語映画賞
カンヌ映画祭 国際批評家連盟賞
イヴ・モンタン (ディエゴ)
イングリッド・チューリン (マリアンヌ)
ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド (ナディーヌ)
マリー・メルギー (マダム・ロペス)
ドミニク・ロザン (ジュード)
ジャン・フランソワ・レミ (ホアン)
『戦争は終った』は、フランコ体制下のスペインに抵抗するフランス人活動家ディエゴを中心に描かれた物語である。ディエゴは、地下活動を続けながらも、自らの信念や行動に疑念を抱き始める。彼はパリとマドリードを行き来しながら、次第に戦いの意義や自分の役割について深く考えるようになる。冷戦時代の政治的葛藤と、個人の内面的な葛藤が交錯する、知的かつ緊張感のある作品である。
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