フェリーニのローマ
Roma
(イタリア・フランス 1972)
[製作] トゥーリ・ヴァジル
[監督] フェデリコ・フェリーニ
[原作] フェデリコ・フェリーニ/ベルナルディーノ・ザッポーニ
[脚本] フェデリコ・フェリーニ/ベルナルディーノ・ザッポーニ
[撮影] ジュゼッペ・ロトゥンノ
[音楽] ニーノ・ロータ
[ジャンル] ドラマ
[受賞] カンヌ映画祭 テクニカルグランプリ
ピーター・ゴンザレス (フェリーニ(18歳))
フィオナ・フローレンス (娼婦)
ピア・デ・ドゥーゼス (ドミティラ)
マーン・メイトランド (地下ガイド)
レナート・ジョヴァンノーリ (オッタヴィアーニ)
エリザ・マイナルディ (薬屋の妻)
デニス・クリストファー (ヒッピー)
フェデリコ・フェリーニ (本人)
アンナ・マニャーニ (本人)
マルチェロ・マストロヤンニ (本人)
アンナ・マリア・ペスカトーリ (ローマ)
フェデリコ・フェリーニが自身の記憶や幻想を交えながら、ローマという都市を独自の視点で描いた半自伝的な作品である。若い頃にローマへ移り住んだフェリーニが体験した、街の雑踏、歴史、文化、そして奇妙で豪華な人々の姿が、断片的かつ詩的に描かれる。ローマの過去と現在が交錯し、現実と夢が入り混じる映像を通して、フェリーニが愛する都市へのオマージュが鮮烈に表現された作品である。
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