緑の光線
Le Rayon Vert

(フランス　1986)

[製作]　マルガレット・メネゴス
[監督]　エリック・ロメール
[脚本]　エリック・ロメール／マリー・リヴィエール
[撮影]　ソフィー・マンティノー
[音楽]　ジャン・ルイ・ヴァレーロ
[ジャンル]　ドラマ／恋愛
[シリーズ]
飛行士の妻（1980）＜喜劇と格言劇＞第１作
美しき結婚（1981）＜喜劇と格言劇＞第２作
海辺のポーリーヌ（1983）＜喜劇と格言劇＞第３作
満月の夜（1984）＜喜劇と格言劇＞第４作
友だちの恋人（1987）＜喜劇と格言劇＞第６作
[受賞]　ヴェネチア映画祭 国際批評家連盟賞／金熊賞

キャスト

マリー・リヴィエール　（デルフィーヌ）
リサ・エレディア　（マニュエラ）
ヴァンサン・ゴーティエ　（ジャック）
ベアトリス・ローマン　（ベアトリス）
ロゼット　（フランソワーズ）

ストーリー

デルフィーヌは、夏休みを前に恋人と別れ、孤独感に苛まれながらも休暇をどのように過ごすか迷っている。友人や家族からの誘いを受けながらも、どこか気が進まない彼女は、自分自身の心の中にある空虚さを埋める答えを探して彷徨う。旅先で出会う人々や風景に触れ、デルフィーヌは次第に自然と自分の感情に向き合うようになる。ある日、彼女は「緑の光線」という自然現象に出会うことを夢見て、心に新たな希望を抱く。内面的な成長と感情の揺れ動きを繊細に描いた物語である。

エピソード

---