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カーリー・スー Curly Sue 1991 |キャスト・あらすじ【ネタバレ】| ジョン・ヒューズ

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ホームレスの男と天使のような少女。詐欺で食いつなぐ二人が、孤独なエリート弁護士と出会い、本当の家族の絆を見つけていく心温まるヒューマン・コメディ。

カーリー・スー
Curly Sue
(アメリカ 1991)

[製作総指揮] ターキン・ゴッチ
[製作] ジョン・ヒューズ/リン・M・モーガン
[監督] ジョン・ヒューズ
[脚本] ジョン・ヒューズ
[撮影] ジェフリー・L・キンボール
[音楽] ジョルジュ・ドルリュー
[ジャンル] コメディ/ファミリー/ドラマ

キャスト

ジェームズ・ベルーシ
(ビル・ダンサー)

ケリー・リンチ
(グレイ・エリソン)

アリサン・ポーター (カーリー・スー)
ジョン・ゲッツ (ウォーカー・マコーミック)
フレッド・ダルトン・トンプソン (バーナード・オクスバー)
キャメロン・ソール (ボーイ長)
ブランスコンブ・リッチモンド (アルバート)
スティーヴン・キャレル (テシオ)
ゲイル・ボグス (アニーズ・ホール)
バーク・バーンズ (Dr.マックスウェル)
ヴィヴカ・デイヴィス (トリーナ)

 




ストーリー

シカゴの街で浮浪者として暮らすビル(ジェームズ・ベルーシ)と、彼が親代わりとなって育てている9歳の少女カーリー・スー(アリサン・ポーター)。二人は当たり屋まがいの詐欺を働いてはその日暮らしの食費を稼いでいた。ある日、ビルの仕掛けた狂言事故の相手となったのは、高慢で仕事一辺倒の敏腕弁護士グレイ(ケリー・リンチ)であった。

罪悪感を覚えたグレイは、行くあてのない二人を豪華な自宅マンションへ招き入れる。初めは反発し、ビルたちを追い出そうとするグレイの恋人ウォーカー(ジョン・ゲッツ)だったが、天真爛漫なカーリー・スーの魅力と、ビルが隠し持つ誠実さに触れるうち、グレイの凍りついた心は次第に解けていった。彼女は二人との生活を通じて、キャリアよりも大切な「人を愛する喜び」に目覚めていく。

しかし、ウォーカーの嫉妬による密告で、ビルは逮捕され、カーリー・スーは児童保護施設に連れ去られてしまう。法的な壁と社会の偏見が立ちはだかる中、グレイは自らのキャリアを賭けて、二人の絆を守るために立ち上がった。紆余曲折を経て、ビルとカーリー・スー、そしてグレイは血の繋がりを超えた「新しい家族」としての第一歩を踏み出す。

エピソード・背景

  • ジョン・ヒューズ監督の集大成
    『ホーム・アローン』や『ブレックファスト・クラブ』で知られるジョン・ヒューズが最後に監督を務めた作品です。子供の視点から大人を成長させるという、彼の得意とするテーマが色濃く反映されています。
  • アリサン・ポーターの抜擢
    当時10歳だったアリサン・ポーターは、その圧倒的な歌唱力と演技力でカーリー・スー役を勝ち取りました。彼女は後に人気オーディション番組『The Voice』で優勝するなど、歌手としても才能を開花させています。
  • シカゴへの愛
    ジョン・ヒューズ監督の他の作品同様、本作もシカゴが舞台となっています。街の風景を情緒豊かに切り取る演出は、作品にリアリティと温かみを与えています。
  • ケリー・リンチの起用
    『ロードハウス』や『ドラッグストア・カウボーイ』でワイルドな役柄を演じてきたケリー・リンチが、本作では一転して、都会的で知的なエリート弁護士を演じ、そのギャップが話題となりました。
  • 音楽の力
    劇中でカーリー・スーが国歌を歌うシーンは、彼女の純粋さと力強さを象徴する名シーンとして多くの観客の記憶に残っています。


まとめ:作品が描いたもの

本作は、社会の底辺で生きる者と頂点で生きる者の出会いを通じ、幸福の価値基準がどこにあるのかを問いかけています。詐欺という不適切な手段を使いながらも、そこにある深い愛情と、物質的に恵まれながらも孤独に苛まれる現代人の対比は、現代社会における家族の在り方を浮き彫りにしています。

子供の純粋さが大人の偏見を打ち破るという王道のストーリー構成でありながら、ジョン・ヒューズ特有の鋭い人間観察眼が、物語に単なるコメディ以上の深みを与えています。

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