ファースト・ワイフ・クラブ
The First Wives Club
(アメリカ 1996)
[製作総指揮] アダム・シュローダー/エズラ・スワドロウ
[製作] スコット・ルーディン/トーマス・A・インペラート
[監督] ヒュー・ウィルソン
[原作] オリヴィア・ゴールドスミス
[脚本] ロバート・ハーリング/ポール・ラドニック
[撮影] ドナルド・E・ソーリン
[音楽] マーク・シャイマン
[ジャンル] コメディ/ドラマ
キャスト
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/goldie_hawn.jpg)
ゴールディ・ホーン
(エリース・エリオット・アッチンソン)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/bette_midler.jpg)
ベット・ミドラー
(ブレンダ・モレッリ・カッシュマン)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/09/diane_keaton.jpg)
ダイアン・キートン
(アニー・マクドゥガン・パラディス)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/maggie_smith.jpg)
マギー・スミス
(ガニラ・ガーソン・ゴールドバーグ)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/dan_hedaya.jpg)
ダン・ヘダヤ
(モートン・カッシュマン)
ヴィクター・ガーバー (ビル・アッチソン)
ブロンソン・ピンコット (デュアート・フェリス)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/marcia_gay_harden.jpg)
マルシア・ゲイ・ハーデン
(Dr.レスリー・ローゼン)
アイリーン・ヘッカート (キャサリン・マクドゥガン)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/philip_bosco.jpg)
フィリップ・ボスコ
(カーマイン・モレッリ叔父)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/elizabeth_berkley.jpg)
エリザベス・バークレー
(フィービー・ラヴェル)
ジェニファー・ダンダス (クリス・パラディス)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/sarah_jessica_parker.jpg)
サラ・ジェシカ・パーカー
(シェリー・スチュワート)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/09/stockard_channing.jpg)
ストッカード・チャニング
(シンシア・スワン・グリフィン)
スティーヴン・コリンズ (アーロン・パラディス)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/rob_reiner.jpg)
ロブ・ライナー
(Dr.モリス・パックマン)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/james_naughton.jpg)
ジェームズ・ノートン
(ギル・グリフィン)
アリ・グリーンバーグ (ジェイソン・カッシュマン)
イヴァナ・トランプ (本人)
キャシー・リー・ギフォード (本人)
グロリア・スタイネム (本人)
エドワード・I・コッチ (本人)
エリザベス・ブラッコ (ダンサー)
![](https://c-oboegaki.com/wp-content/uploads/2024/10/heather_locklear.jpg)
ヘザー・ロックリア
(カメオ出演)
概要
『ファースト・ワイフ・クラブ』は、1996年公開のアメリカのコメディ映画。
ヒュー・ウィルソンが監督し、ダイアン・キートン、ゴールディ・ホーン、ベット・ミドラーが主演を務める。
大学時代の友人であった3人の女性が、夫に捨てられたことをきっかけに再会し、復讐と友情を通じて自分たちの人生を取り戻していく物語。女性の連帯や自己発見をテーマにした痛快なコメディとして、多くの女性から支持を得た。
ストーリー
物語は、大学時代に親友だった4人の女性が卒業式での別れを誓うシーンから始まる。しかし、30年後、彼女たちはそれぞれ異なる人生を歩んでいた。
シンシア(ストッカード・チャニング)は、離婚後の孤独と絶望から自殺してしまう。彼女の葬儀で再会したアニー(ダイアン・キートン)、ブレンダ(ベット・ミドラー)、エリース(ゴールディ・ホーン)は、シンシアの死の原因が夫による裏切りであることを知る。実は彼女たちも夫に捨てられ、新しい若い女性と再婚されたり、浮気されたりしていた。
3人は自分たちが共通の境遇にあることに気づき、元夫たちに復讐することを計画する。彼女たちは協力して、元夫たちの財産やビジネスを奪い返し、自分たちの力を示そうとする。
- アニーは、広告代理店を経営する元夫アーロン(スティーヴン・コリンズ)から会社の支配権を奪う計画を立てる。
- ブレンダは、元夫モートン(ダン・ヘダヤ)の脱税の証拠を掴み、彼を追い詰める。
- エリースは、映画プロデューサーである元夫ビル(ヴィクター・ガーバー)から資金を引き出し、彼女たちの復讐資金に充てる。
復讐を進める中で、彼女たちは自分たちの友情の大切さと、自立して生きることの喜びを再発見する。最終的に、彼女たちは得た資金を元に、女性の支援施設を設立し、困難な状況にある女性たちを助けることを決意する。
物語は、彼女たちがパーティーで踊りながら、新たな人生の始まりを祝うシーンで締めくくられる。
エピソード
- 撮影を通じて3人は実際に親しい友人となり、その友情は映画にも反映されている。
- 3人の主演女優は平等なギャラを要求し、男女間の賃金格差に対するメッセージを示した。
- サラ・ジェシカ・パーカーやエリザベス・バークレーなど、当時若手の女優が元夫の新しい恋人役として出演している。
- 映画のエンディングで3人が歌う「You Don’t Own Me」は、女性の自立を象徴する曲として話題となった。
- オリヴィア・ゴールドスミスの同名小説が原作だが、映画ではコメディ色が強調され、よりポジティブな結末となっている。
- エリース役のホーンは、整形手術に依存する女優を演じるため、実際に特殊メイクを用いてキャラクターの外見を変化させた。
- 映画は、女性のエイジズムや男女間の不平等など、社会的なテーマをユーモアを交えて描いている。
- 監督のヒュー・ウィルソンは、キャストの意見を積極的に取り入れ、即興的な演技を奨励した。
- 映画は興行的に成功し、製作費を大きく上回る興行収入を得た。
コメント