キャッツ&ドッグス
Cats & Dogs
(アメリカ 2001)
[製作総指揮] クリス・ベンダー/ブルース・バーマン/J・C・スピンク
[製作] クリストファー・デファリア/グレン・フィカーラ/エド・ジョーンズ/アンドリュー・レザー/クレイグ・ペリー/ジョン・レクア/ウォーレン・ザイド
[監督] ローレンス・ガッターマン
[脚本] ジョン・レクア/グレン・フィカーラ
[撮影] フリオ・マカット
[音楽] ジョン・デブニー
[ジャンル] 動物/コメディ
キャスト

ジェフ・ゴールドブラム
(ブロディ教授)

エリザベス・パーキンス
(ブロディ夫人)
アレクサンダー・ポロック (スコット・ブロディ)
ミリアム・マーゴリーズ (ソフィー)
マイロン・ナットウィック (メイソン)
ドリス・チルコット (カルヴァート夫人)

トビー・マグワイア
(ルー(声))

アレック・ボールドウィン
(ブッチ(声))
ショーン・ヘイズ (ミスター・ティンクルズ(声))

スーザン・サランドン
(アイヴィー(声))

ジョー・パントリアーノ
(ピーク(声))

マイケル・クラーク・ダンカン
(サム(声))

ジョン・ロヴィッツ
(カリーコ(声))

チャールトン・ヘストン
(リーダー(声))
ストーリー
人間たちの知らないところで、犬と猫は太古の昔から世界の覇権を巡る秘密の戦争を続けていた。ある日、犬アレルギーを治療する画期的な新薬を研究しているブロディ教授(ジェフ・ゴールドブラム)の愛犬バディが、猫軍団によって誘拐される事件が発生する。
犬側のエージェント組織は、後任のガード犬として精鋭を送り込もうとするが、手違いにより、何も知らない平凡なビーグル犬の仔犬ルー(声:トビー・マグワイア)がブロディ家に届けられてしまう。ルーはベテラン・エージェントのブッチ(声:アレック・ボールドウィン)の指導を受けながら、ブロディ教授と妻のキャロライン(エリザベス・パーキンス)、そして息子のスコット(アレクサンダー・ポロック)を守るための任務につく。
一方、邪悪なペルシャ猫のミスター・ティンクルズ(声:ショーン・ヘイズ)は、ブロディ教授の研究成果を奪い、それを逆用して「人類全員を犬アレルギーにする」ことで、犬を追放し世界を支配しようと目論んでいた。忍者のような猫軍団やハイテク兵器がブロディ家を襲う中、ルーは家族への愛とエージェントとしての自覚に目覚めていく。最終的にルーと犬軍団は、ミスター・ティンクルズの要塞に乗り込み、間一髪で猫たちの野望を阻止し、再び世界の平和と人間との絆を守り抜いた。
エピソード・背景
- 実写と最新技術の融合
本作には多くの本物の動物が出演していますが、格闘シーンや複雑な表情などは、パペット(アニマトロニクス)や、当時最先端のCGI技術を組み合わせて制作されました。 - 豪華な声優陣
犬や猫たちの声を、トビー・マグワイア、アレック・ボールドウィン、ジョン・ロヴィッツなどの豪華な俳優陣が担当しているのも大きな見どころです。 - 映画のパロディ
スパイ映画の金字塔『007』シリーズや『ミッション:インポッシブル』などを意識したガジェットや演出が随所に散りばめられており、大人が観ても楽しめる仕掛けになっています。 - 動物のキャスティング
主役のルーを演じたビーグル犬をはじめ、それぞれのキャラクターの性格に合わせた品種の動物が選定され、専門のトレーナーによって訓練が行われました。 - 続編の制作
本作のヒットを受け、2010年には続編となる『キャッツ & ドッグス 地球最大の肉球大戦争』が3D映画として制作されました。
まとめ:作品が描いたもの
本作は、「もしペットたちが裏でスパイ活動をしていたら」という子供のような空想を、圧倒的なビジュアルとユーモアで具現化したエンターテインメント作品です。犬と猫の対立という王道のテーマを、最新技術によって「本格スパイアクション」へと昇華させました。
物語の根底には、種族を超えた友情や、ペットと人間の間の深い信頼関係が描かれており、単なるドタバタ劇に留まらない温かさがあります。映画データベースにおいても、2000年代初頭のファミリー映画ブームを象徴する作品の一つとして記録されるべき一作と言えるでしょう。


