アルレッティ
Arletty
1898年5月15日、フランス・オードセーヌ・クールブヴォワ生まれ。
1992年7月24日、フランス・パリで死去。享年94歳。
本名レオニー・マリア・ジュリア・バシア。
16歳で軍需工場の女工になり、その後秘書、モデルを経て映画界入り。
アルレッティは、フランスの女優、歌手、モデルとして知られる。彼女はフランス映画の黄金時代を代表する人物で、特にマルセル・カルネ監督の映画でその才能を発揮した。
アルレッティは1920年代にモデルやミュージックホールのパフォーマーとしてキャリアをスタートさせ、その後1930年代に映画デビュー。彼女の代表作には、『北ホテル』、『天井桟敷の人々』などがあり、これらの作品で彼女は独特の魅力と洗練された演技で観客を魅了した。
彼女はその自由奔放な生活と、特にナチス占領下のフランスでドイツ軍将校との恋愛関係で知られている。この関係が元で、彼女は戦後、裏切りの罪で2か月間投獄されたが、その後もキャリアを続けた。
1914年、戦争が始まって3日目に愛した男性が亡くなり、未来の女優は「戦争未亡人になるか、もっと悪いことに兵士の母になるのを避けるために」絶対に結婚しないと誓った。
彼女はフランス映画界の「ガルボ」と称され、そのカリスマ的な存在感が多くの映画ファンに愛された。アルレッティの生涯は、彼女の芸術的才能とともに、彼女の大胆で型破りな生き方によって彩られている。
[出演作品]
1935 37歳
ミモザ館 Pension Mimosas
1938 40歳
北ホテル Hôtel du Nord
1939 41歳
陽は昇る Le Jour se Lève
1940 42歳
あらし Tempête
1942 44歳
悪魔が夜来る Lea Visiteurs du soir
1945 47歳
天井桟敷の人々 Les Enfants du Paradis
1949 51歳
死の肖像 Portrait d’un assassin
1954 56歳
外人部隊 Le Grand jeu
われら巴里ッ子 L’air de Paris
1962 60歳
ヒッチ・ガール Les petits matins
史上最大の作戦 The Longest Day
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