さすらい
Im lauf der zeit
(西ドイツ 1976)
[製作] ミヒャエル・ビーデマン/ヴィム・ヴェンダース
[監督] ヴィム・ヴェンダース
[脚本] ヴィム・ヴェンダース
[撮影] ロビー・ミューラー/マーティン・シェーファー
[音楽] アクセル・リンステート
[ジャンル] ドラマ
[受賞] カンヌ映画祭 国際批評家連盟賞
リューディガー・フォーグラー (ブルーノ・ウィンター)
ハンス・ツィッシュラー (ロバート・ランダー)
リザ・クロイツァー (ポーリン)
ルドルフ・シュンドラー (ロバートの父)
ヴィム・ヴェンダース (観客)
ブルーノは、旧西ドイツの国境近くをさすらいながら壊れた映写機を修理する映画技師である。ある日、失意の中で車を運転していたロベルトと出会い、二人は意気投合して旅を共にすることになる。彼らは各地を巡りながら、過去の傷や個人的な葛藤を抱えつつ、静かな友情を育んでいく。廃れていく映画館や、変わりゆくドイツの風景が背景に描かれる中、二人は自己を見つめ直し、それぞれの道を探していく。
コメント