テルレスの青春
Der junge torless
(西ドイツ・フランス 1966)
[製作総指揮] フランツ・アクテル
[製作] フランツ・ザイツ/ルイ・マル
[監督] フォルカー・シュレンドルフ
[原作] ロベルト・ムージル
[脚本] フォルカー・シュレンドルフ
[撮影] フランツ・ラート
[音楽] ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ
[ジャンル] ドラマ
[受賞] カンヌ映画祭 国際批評家連盟賞
マチュー・カリエール (トマ・テルレス)
ベルント・ティッシャー (ベインベルグ)
マリアン・ザイドフスキ (アンセルム・フォン・バジーニ)
フレッド・ディーツ (ライティン)
ロッテ・レードゥル (ガストヴィルタン)
ハンナ・アクスマン・レツォーリ (テルレスの母)
『テルレスの青春』は、名門寄宿学校に通う若い学生テルレスを主人公とする心理ドラマである。テルレスは、同級生バジーニが他の学生たちから苛烈ないじめを受けるのを目撃し、その状況に対して自らの感情や道徳観を深く揺さぶられる。いじめに対して無力であることを感じながらも、テルレスは自己の内面と向き合い、成長と苦悩を経験する。権力や暴力、アイデンティティの問題を鋭く描いた作品である。
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