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デンジャラス・ビューティー Miss Congeniality 2000


デンジャラス・ビューティー
Miss Congeniality
(アメリカ 2000)

[製作総指揮] ブルース・バーマン/マーク・ローレンス/ジンジャー・スレッジ
[製作] サンドラ・ブロック/ケイティ・フォード/エンドリック・ルケイ
[監督] ドナルド・ペトリ
[脚本] マーク・ローレンス/ケイティ・フォード/カリン・ルーカス
[撮影] ラズロ・コヴァッツ
[音楽] エドワード・シアマー
[ジャンル] コメディ/アクション/クライム
[シリーズ]
デンジャラス・ビューティー(2000)
デンジャラス・ビューティー2(2005)


キャスト

サンドラ・ブロック
(グレイシー・ハート)

マイケル・ケイン
(ヴィクター・メリング)

ベンジャミン・ブラット
(エリック・マシューズ)

キャンディス・バーゲン
(キャシー・モーニングサイド)

ウィリアム・シャトナー
(スタン・フィールズ)

アーニー・ハドソン (ハリー・マクドナルド)
ジョン・ディレスタ (クロンスキー捜査官)
ヘザー・バーンズ (シェリル:ミス・ロードアイランド)
メリッサ・デ・ソウサ (カレン:ミス・ニューヨーク)
スティーヴ・モンロー (フランク・トービン)
ディアドラ・クイン (メアリー・ジョー:ミス・テキサス)
ウェンディ・ラケル・ロビンソン (レスリー:ミス・カリフォルニア)
エイシャ・デマーコス (アラナ:ミス・ハワイ)
ケン・トーマス (ハリス捜査官)



概要

『デンジャラス・ビューティー』(Miss Congeniality)は、2000年公開のアクション・コメディ映画。主演はサンドラ・ブロック、共演にマイケル・ケイン、ベンジャミン・ブラット、キャンディス・バーゲン、ウィリアム・シャトナー。監督はドナルド・ペトリ。

FBI捜査官の主人公が、ミス・アメリカ・コンテストに潜入し、テロリストを追うというドタバタ変身コメディ。サンドラ・ブロックのキュートな演技と、ミスコンならではの華やかな世界が融合した、アクション・コメディの名作。


ストーリー

FBI捜査官のグレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)は、真面目で優秀だが、男勝りでガサツな性格。銃の扱いは一流だが、ファッションやメイクには無頓着で、職場の男性たちにも「女らしさゼロ」と思われている。

ある日、FBIは「ミス・アメリカ・コンテスト」への爆破予告を受け、潜入捜査を決定。しかし、候補者になりすます女性捜査官が見つからず、唯一の選択肢がグレイシーだった。

当然、彼女は「無理!」と拒否するが、上司のエリック(ベンジャミン・ブラット)の説得と、カリスマ美容コンサルタントのヴィクター・メリング(マイケル・ケイン)の指導を受け、イヤイヤながら「ミス・ニュージャージー」としてコンテストに参加することに。

最初はドレスやヒールに戸惑い、優雅な振る舞いができずに失敗ばかり。だが、ヴィクターの厳しい指導と、コンテスト仲間たちの友情のおかげで、少しずつ「美しく」変わっていく。

同時に、彼女は捜査官としての本能を活かし、テロリストが内部にいる可能性に気づく。疑わしい人物が次々と浮かび上がる中、グレイシーは事件の真相に迫りながらも、自分自身が本当はどんな女性になりたいのかに向き合っていく。

クライマックスでは、コンテストの壇上でテロリストと直接対決!華やかな舞台でのアクションと爆笑の連続の末、彼女は見事に事件を解決し、「ミス・コンジニアリティ(親善大使賞)」を受賞。そして、ガサツなままでも、女性としての魅力を見つけることができたのだった。

エピソード

サンドラ・ブロックはプロデューサーも兼任
彼女自身が企画に深く関わり、「自分が演じるのにぴったりの役」と確信していた。

サンドラ・ブロックは役作りで「美女の所作」を猛特訓
彼女は元々ボーイッシュな性格で、「ガサツな動き」は自然だったが、「優雅な所作」を学ぶのは大変だったと語る。

マイケル・ケインは当初、役を断ろうとした
しかし、脚本の面白さに惹かれ、最終的に出演を決めた。

本物の元ミスコン出場者
映画のリアリティを出すため、エキストラには実際のミスコン経験者を多く起用。

サンドラ・ブロックの「落ちるシーン」はほぼ本物
階段を転げ落ちる場面などは彼女自身が演じ、多くのシーンでスタントを使わなかった。

ガウン姿でピザを食べるシーンは即興
サンドラ・ブロックが「コンテストの裏側ってこんな感じだよね」とアドリブで演じた。

ベンジャミン・ブラットとサンドラ
ふたりは当時、交際の噂があった。しかし、映画後に破局したと言われる。

マイケル・ケインの厳しい指導シーンはほぼアドリブ
彼のユーモアとアドリブが多く取り入れられた。

「ミス・コンジニアリティ(親善大使賞)」は実在する賞
実際のミスコンにも同様の賞が存在し、「参加者の中で最も親しみやすい人」に贈られる。


サンドラの好物
グレイシーが食べる「ステーキとフライドポテト」は、サンドラの実際の好物で、彼女のリアクションはほぼ素のもの。

サンドラは撮影中に空手を学んだ
クライマックスのアクションシーンは、自らトレーニングを受けて挑んだ。

ミスコン
サンドラは撮影後も「ミスコン」に興味を持ち、何度か観覧に行った。
「彼女たちの努力を知って、すごく尊敬するようになった」とコメント。

撮影現場は終始和やかだった
サンドラ・ブロックは共演者とすぐに打ち解け、スタッフにも気さくに接していた。

ウィリアム・シャトナー(司会者役)は自ら出演を志願
「この映画にはぜひ出たい!」と自ら売り込んだ。

ミスコン会場のシーンは、実際のイベントホールで撮影
一部のシーンは実際のミスコンイベント時に撮影された。

映画の影響でFBIの女性捜査官への関心が高まった
女性のエージェントが増えるきっかけになったとも言われる。

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