ノーカントリー　No Country for Old Men　2007

ノーカントリー
No Country for Old Men
(アメリカ　2007)

[製作総指揮]　ロバート・グラフ／マーク・ロイバル
[製作]　イーサン・コーエン／ジョエル・コーエン／スコット・ルーディン／デヴィッド・ディリベル
[監督]　イーサン・コーエン／ジョエル・コーエン
[原作]　コーマック・マッカーシー
[脚本]　ジョエル・コーエン／イーサン・コーエン
[撮影]　ハリス・ザンバルロウコス
[音楽]　パトリック・ドイル
[ジャンル]　クライム／ドラマ／スリラー

トミー・リー・ジョーンズ　（エド・トム・ベル）
ハビエル・バルデム　（アントン・シガー）
ジョシュ・ブローリン　（ルウェリン・モス）
ウディ・ハレルソン　（カーソン・ウェルズ）
ケリー・マクドナルド　（カーラ・ジーン・モス）
ギャレット・ディラハント　（ウェンデル）
テス・ハーパー　（ロレッタ・ベル）
バリー・コービン　（エリス）
スティーブン・ルート　（ウェルズを雇う男）
ロジャー・ボイス　（エルパソ保安官）
ベス・グラント　（カーラ・ジーンの母）
アナ・リーダー　（プールサイドの女性）
キット・グウィン　（ベル保安官の秘書）
ザック・ホプキンス　（絞殺された副保安官）
チップ・ラブ　（フォードの男）
エドゥアルド・アントニオ・ガルシア　（「水」の男）

テキサスの荒野でハンターのルウェリン・モスは、麻薬取引の現場を偶然発見し、そこに残されていた大金を持ち去る。だが、この行動が彼の運命を大きく変え、冷酷で執拗な殺し屋アントン・シガーに追われることになる。シガーは手にした硬貨で生死を賭ける「運命のゲーム」を好み、残忍な手法で追跡を続ける。

一方、退職を控えた老保安官エド・トム・ベルは、暴力が蔓延する社会に失望しつつも、モスとシガーの追跡劇に関わっていく。彼は事件を通して、自らの無力さや時代の変化に直面し、正義と悪の境界が曖昧な現実に苦悩する。