ロミオとジュリエット
Romeo and Juliet
(イギリス・イタリア 1968)
[製作] ジョン・ブラボーン/リチャード・B・グッドウィン/アンソニー・ハヴロック・アラン
[監督] フランコ・ゼフィレッリ
[原作] ウィリアム・シェイクスピア
[脚本] フランコ・ブルサティ/マエストロ・ダミーコ/フランコ・ゼフィレッリ
[撮影] パスカリーノ・デ・サンティス
[音楽] ニーノ・ロータ
[ジャンル] ドラマ/恋愛/文芸
[受賞]
アカデミー賞 撮影賞/衣装デザイン賞
英国アカデミー賞 衣装デザイン賞
ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞/新人女優賞(オリヴィア・ハッセー)/新人男優賞(レナード・ホワイティング)
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 監督賞
レナード・ホワイティング (ロミオ)
オリヴィア・ハッセー (ジュリエット)
ジョン・マケナリー (マーキュリオ)
マイロ・オシー (ローレンス)
マイケル・ヨーク (ティボルト)
ブルース・ロビンソン (ベンヴォリオ)
ポール・ハードウィック (キャピュレット卿)
ナターシャ・パリー (キャピュレット夫人)
アントニオ・ピアフェデリッチ (モンタギュー卿)
エスメラルダ・ルスポリ (モンタギュー夫人)
ローレンス・オリヴィエ (ナレーター)
『ロミオとジュリエット』は、1968年にフランコ・ゼフィレッリ監督によって制作されたシェイクスピアの同名戯曲を原作とした映画で、若き恋人たちの悲劇的な愛を描いている。物語は、敵対する二つの家族、モンタギュー家とキャピュレット家の間で育まれたロミオとジュリエットの純粋な愛が、周囲の憎しみと対立によって引き裂かれていく様子を描く。
ゼフィレッリ版の『ロミオとジュリエット』は、その美しい映像美と忠実な時代設定が特徴で、当時としては珍しく、若手俳優レナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーをロミオとジュリエット役に起用したことで、よりリアルな青春の純愛が描かれている。壮大なロケーションや豪華な衣装、そしてフランコ・ゼフィレッリの細やかな演出が、シェイクスピアの不朽の名作を見事に映像化しており、映画史に残る名作として評価されている。
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