ロミオ＆ジュリエット
William Shakespeare’s Romeo + Juliet
(アメリカ 1996)
[製作] ガブリエラ・マルティネリ／バズ・ラーマン／ジル・ビルコック／マーティン・ブラウン／キャサリン・マーティン
[監督] バズ・ラーマン
[原作] ウィリアム・シェイクスピア
[脚本] バズ・ラーマン／クレイグ・ピアース
[撮影] ドナルド・マッカルパイン
[音楽] ネリー・フーパー／クリス・アームストロング／マリアス・デ・ヴリーズ
[ジャンル] 恋愛／文芸／音楽
[受賞]
ベルリン国際映画祭 主演男優賞（レオナルド・ディカプリオ）
英国アカデミー賞 音楽賞／プロダクションデザイン賞／脚色賞／デヴィッド・リーン監督賞
ロンドン批評家協会賞 女優賞（クレア・デインズ）／監督賞／作品賞
キャスト
レオナルド・ディカプリオ （ロミオ）
クレア・デインズ （ジュリエット）
ジョン・レグイザモ （ティボルト）
ブライアン・デネヒー （テッド・モンタギュー）
クリスティーナ・ピクルス （キャロライン・モンタギュー）
ヴォンディ・カーティス・ホール （キャプテン・プリンス）
ポール・ラッド （デイヴ・パリス）
ホセ・ブラッドフォード （バルサザール）
ハリエット・サンソン・ハリス （スーザン・サンタンジャゴ）
ダイアン・ヴェノーラ （グロリア・キャプレット）
デスリー （ディーヴァ）
ピート・ポスルスウェイト （ローレンス神父）
ストーリー
『William Shakespeare’s Romeo + Juliet／ロミオ＆ジュリエット』は、現代のアメリカを舞台に、ウィリアム・シェイクスピアの名作を大胆に再解釈したロマンティック・ドラマである。物語は、対立する二つの豪華な企業「モンタギュー」と「キャピュレット」の間で繰り広げられる激しい抗争を背景に展開される。
主人公ロミオ・モンタギューは、自由奔放で情熱的な若者であり、彼の友人たちと共にキャピュレット家との対立に巻き込まれている。一方、ジュリエット・キャピュレットは、美しく知性的な少女であり、家族の期待と社会的な圧力の中で生きている。ある夜、双方の関係者が集まる豪華なパーティーで、運命的な出会いを果たすロミオとジュリエットは、瞬く間に互いに強い魅力を感じ合う。
二人は身分の違いや家族間の確執にもかかわらず、秘密裏に愛を育んでいく。しかし、彼らの愛は周囲の敵意と陰謀によって常に脅かされており、二人は困難な状況に直面する。ロミオは友人たちとの絆を守りつつ、ジュリエットとの関係を深めるために奮闘し、ジュリエットもまた、自らの意思と家族の期待との間で葛藤する。
物語は、現代的な都市の喧騒と華やかなシーンを背景に、キャラクターたちの感情や心理描写を繊細に描いている。アクション満載のシーンや美しい映像美が物語にダイナミズムを与え、観客を引き込む。また、音楽やファッションなど、現代文化の要素が効果的に取り入れられ、古典と現代の融合が見事に表現されている。
『ロミオ＆ジュリエット』は、愛と対立、運命と選択といった普遍的なテーマを通じて、若者たちの情熱と葛藤を描き出している。ロミオとジュリエットの禁断の愛は、観客に深い感動と共感を呼び起こし、彼らが直面する困難と選択が物語に緊張感を与えている。結末に至るまでの展開は緻密に練られており、観る者に強い印象を残す作品である。
エピソード
コメント