優しく愛して　L’Amour en douce　1985

優しく愛して
L’Amour en douce
(フランス　1985)

[製作]　マルク・ゴールドスタウブ／ダニエル・リチー
[監督]　エドアール・モリナロ
[脚本]　アニー・モウレル
[撮影]　ジャン・ポール・シュワルツ
[音楽]　アレン・ルミュール
[ジャンル]　コメディ／ドラマ

キャスト

マチュー・カリエール　（カール）
ソフィー・バルジャック　（ジャンヌ）
ジャン・ピエール・マリエール　（アントワーヌ）

ストーリー

弁護士のマルクは、妻ジャンヌとの結婚生活に倦怠を感じていた。
浮気を繰り返すマルクに愛想を尽かし、ジャンヌは家を出て恋人アントワーヌのもとへ向かう。
一方、マルクは上司に命じられ、空港で高級娼婦サマンタを迎えに行く。
奇妙な偶然から、マルクとサマンタ、ジャンヌとアントワーヌが同じ建物に住むことになる。

4人は互いの存在に気づかぬまま、すれ違いと誤解を繰り返す。
マルクはサマンタの奔放さに惹かれつつも、ジャンヌへの未練を捨てきれない。
ジャンヌもまた、アントワーヌとの関係に情熱を見出せずに揺れる。
恋と嫉妬、皮肉と誘惑が交錯し、関係は複雑に絡み合っていく。

やがて4人は、自分にとって本当に必要な愛を見つめ直すことになる。
軽やかなユーモアの中に、大人の恋の切なさを描いたロマンティック・コメディ。