[女優]　サンドラ・ブロック　Sandra Bullock

2024.12.012025.03.05

サンドラ・ブロック
Sandra Bullock

1965年7月26日、アメリカ・ワシントンＤＣ生まれ。
本名サンドラ・アネット・ブロック。
身長171cm。
父はボイス・トレーナー、母はドイツ人オペラ歌手。
「愛と呼ばれるもの」の中で歌声を披露している。
大学で演劇を学び、舞台やＴＶで活躍後、映画界へ進出。
「スピード」でキアヌ・リーヴスと共演し大ヒット、一躍スターになる。
テイト・ドノヴァン、マシュー・マコノヒーと破局。
「しあわせの隠れ場所」でアカデミー賞、「All About Steve」でラジー賞を同時受賞し話題になる。

サンドラ・ブロックは、アメリカの女優、プロデューサーで、1990年代から現在までハリウッドで第一線を走り続けている。ラブコメディからアクション、SF、シリアスドラマまで幅広いジャンルで成功し、2010年の「しあわせの隠れ場所」でアカデミー賞主演女優賞を受賞。さらに「ゼロ・グラビティ」でも再びアカデミー賞にノミネートされ、キャリアを通じてハリウッドで最も成功した女優の一人となった。

サンドラ・ブロックは、ヴァージニア州アーリントンで生まれ、母親がドイツのオペラ歌手だったことから、幼少期の数年間をドイツで過ごした。アメリカに戻った後、演技を学び、ニューヨークに移住してオフ・ブロードウェイの舞台などで活動を開始。

1990年代に入り、ハリウッド映画に進出。「デモリションマン」でシルヴェスター・スタローンと共演し注目されるが、彼女を一躍スターにしたのは1994年のアクション映画「スピード」だった。キアヌ・リーヴスと共演し、バスを運転しながら爆弾を回避する女性という役柄で、観客の心を掴んだ。

代表作

スピード
ブロックの出世作。キアヌ・リーヴスと共演し、エネルギッシュで親しみやすいヒロインを演じた。世界的な大ヒットを記録し、彼女のキャリアが飛躍するきっかけとなった。

あなたが寝てる間に…
ロマンティック・コメディのヒット作で、彼女は誤解から「婚約者」とされる女性を演じた。この映画でゴールデングローブ賞に初ノミネートされ、ラブコメの女王としての地位を確立。

デンジャラス・ビューティー
FBI捜査官がミス・コンテストに潜入するというコメディ。ブロックのコミカルな演技が大いに評価され、彼女の代表作の一つとなった。

クラッシュ
人種問題を描いた群像劇で、シリアスな役に挑戦。映画自体がアカデミー賞作品賞を受賞し、ブロックの演技の幅の広さが再認識された。

しあわせの隠れ場所
実話を基にした感動のドラマで、恵まれない黒人少年を育てる白人女性を演じた。アカデミー賞主演女優賞を受賞し、演技派女優としての地位を確立。

ゼロ・グラビティ
宇宙で孤立する宇宙飛行士を演じ、圧倒的な一人芝居を披露。映画は大ヒットし、彼女はアカデミー賞主演女優賞に再びノミネートされた。

演技スタイルと特徴

サンドラ・ブロックの演技の魅力は、親しみやすさ、ユーモア、エモーショナルな深みにある。ロマンティック・コメディではチャーミングなヒロインを演じ、シリアスなドラマでは観客の感情を揺さぶる演技を見せる。特に「しあわせの隠れ場所」「ゼロ・グラビティ」では、強くて感情豊かな女性を演じ、高い評価を受けた。

エピソード

ジェシー・ジェームズとのスキャンダル
2005年、カスタムバイクデザイナーのジェシー・ジェームズと結婚。しかし、2010年にジェームズの不倫が発覚し、大きなスキャンダルとなった。サンドラはすぐに離婚を決断し、その年のアカデミー賞受賞スピーチでは彼に一切触れなかった。

養子縁組とシングルマザーとしての決断
離婚後、ブロックは2010年に黒人の男の子ルイスを養子に迎え、その後2015年には女の子ライラも養子に迎えた。彼女はシングルマザーとして二人の子供を育てることを選び、「母であることが私の人生の最も大切な役割」と語っている。

ブライアン・ランドールとの交際
2015年から写真家のブライアン・ランドールと交際し、公の場でも仲睦まじい姿を見せていた。しかし、2023年、ランドールはALS（筋萎縮性側索硬化症）との闘病の末に亡くなり、サンドラは深い悲しみに暮れた。

ハリウッドで最も稼ぐ女優の一人
「ゼロ・グラビティ」の成功により、ブロックは当時ハリウッドで最も高額なギャラを稼ぐ女優の一人となった。

ラブコメの「女王」
1990年代後半から2000年代にかけて、ハリウッドのロマンティック・コメディ映画に欠かせない存在だった。

キアヌ・リーヴスとの関係
「スピード」「イルマーレ」で共演したキアヌ・リーヴスとは長年の親友で、二人は「もし40歳まで独身だったら結婚しよう」と冗談を言い合っていたこともある。

「デンジャラス・ビューティー」の影響で格闘技を習得
FBI捜査官役のために格闘技を学び、その後も防犯のために続けている。

サンドラ・ブロックは2022年、「子供たちとの時間を大切にするため、一時的に俳優業を休止する」と発表。しかし、彼女はすでに映画史にその名を刻み、多くの観客の心に残る名作を生み出してきた。

[出演作品]

1987 年　　　 22 歳

ハングマン　　Hangman

1989 年　　　 24 歳

恋人たちの街角　　Religion, Inc.
バイオニック・ウォーズ/帰ってきたバイオニック・ジェミー&600万ドルの男　　Bionic Showdown: The Six Million Dollar Man and the Bionic Woman (TV)
サンドラ・ブロックの恋する街角/BROOKLYN LOVE STORY　　Who Shot Patakango?
N.Y.捜査線ナイトハンター/女子学生殺人事件　　The Preppie Murder