ポーレット・ゴダード
Paulette Goddard
1910年6月3日、アメリカ・ニューヨーク・ロングアイランド生まれ。
1990年4月23日、スイス・ロンコで死去(心不全)。享年79歳。
身長160cm。
本名ポーリーン・マリオン・ゴダード・レヴィ。
14歳でジーグフェルド一座に入り、舞台女優として活躍。
18歳で琥珀会社社長と結婚したがすぐに離婚。
チャップリンの「モダン・タイムス」に起用され、同時に結婚したが数年後離婚(事実婚)。
後に「西部戦線異常なし」の作者、エリッヒ・マリア・レマルクと結婚、最後まで同居しない夫婦だったといわれる。
ポーレット・ゴダードは、アメリカの女優で、特に1930年代から1940年代にかけてハリウッドで活躍した。彼女は、チャーリー・チャップリンとの共演作『モダン・タイムス』(1936年)や『独裁者』(1940年)で広く知られている。
ポーレットはニューヨークで生まれ、幼少期からファッションモデルとして活動を始めた。16歳でブロードウェイに出演し、後にハリウッドへ進出。1929年から映画に出演し始め、1930年代初頭にはエキストラや小さな役でキャリアを積んだ。彼女が広く知られるようになったのは、チャーリー・チャップリンとのロマンチックな関係が報じられた頃であり、チャップリンが彼女を『モダン・タイムス』に起用したことで一躍スターダムにのし上がった。
彼女はその後、パラマウント・ピクチャーズと契約し、『猫とカナリヤ』、『ザ・ウィメン』、『戦場の天使』などのヒット作に出演。特に『戦場の天使』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
ポーレットは私生活でも注目を集め、チャップリンとの関係や、俳優のバージェス・メレディス、作家のエーリッヒ・マリア・レマルクとの結婚が話題となった。特にゴダードとチャップリンが結婚していたかどうかは長い間謎に包まれていたが、彼らが公に結婚を認めたことはなかった。
1950年代以降は映画界から引退し、スイスに移住。晩年は社交界でも知られるようになり、1990年にスイスで亡くなった。
[出演作品]
1932 22歳
カンターの闘牛士 The Kid from Spain
極楽兵隊さん Pack Up Your Troubles
1936 26歳
1938 28歳
心の青春 The Young in Heart
1939 29歳
ザ・ウィメン The Women
猫とカナリヤ The Cat and the Canary
1940 30歳
セカンド・コーラス/恋のスウィング合戦 Second Chorus
独裁者 The Great Dictator
北西騎馬警官隊 North West Mounted Police
1942 32歳
森林警備隊The Forest Rangers
絶海の嵐 Reap the Wild Wind
1943 33歳
戦場の天使 So Proudly We Hail!
1945 35歳
ハリウッド宝船 Duffy’s Tavern
1946 36歳
小間使の日記 The Diary of a Chambermaid
1947 37歳
ハリウッド・アルバム Variety Girl
征服されざる人々 Unconquered
1949 39歳
戦乱の花嫁 Bride of Vengeance
1954 44歳
目撃者は語らず Girl in Room 17
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