女神がそっと微笑んで
Money
(フランス・カナダ・イタリア・オランダ 1991)
[製作] アンドレ・ジャウィ/ルネ・マロ
[監督] スティーヴン・ヒラード・スターン
[原作] ポール・ループ・シュリッツェル
[脚本] ゴードン・ロバック/ラリー・ペダーソン
[撮影] フランコ・ディ・ジャコモ
[音楽] エンニオ・モリコーネ
[ジャンル] コメディ/恋愛
キャスト

エリック・ストルツ
(フランク・シンバリ)

マリアム・ダボ
(サラ・ウォーキンズ)
ブリュノ・クレメール (マルク)

クリストファー・プラマー
(マーティン・ヤール)

F・マーレイ・エイブラハム
(ウィル・スカーレット)
マリオ・アドルフ (トルコ人)
アンナ・カナキス (アンナ・ルピノ)
バーナード・フレッソン (ヘンリー・ランドー)
アンジェロ・インファンティ (ロマーノ)
トーマス・ミリアン (ロバート・ザーラ)
ポール・ループ・シュリッツェル (男)

ダニー・デヴィート
(男)
ストーリー
若き実業家フランク・シンバリ(エリック・ストルツ)は、亡き父の遺産を受け取るため帰国するが、父の旧友たちが財産を不正に横領していたことを知る。彼は裏切りへの怒りに燃え、真相を暴くためヨーロッパ各地を巡る。
旅の途中で出会う人々との関係や、裏社会の金の流れを追ううちに、金と権力に翻弄される人間の本質を目の当たりにする。父の友人でありながら罪の意識に苦しむウィル・スカーレットが協力を申し出、フランクの復讐は現実味を帯びていく。
だが復讐の果てに見えてきたのは、父の死の裏に隠された更なる陰謀だった。愛や友情さえも取引のように扱われる冷酷な世界で、フランクは人としての尊厳を取り戻そうとする。華やかな国際都市を舞台に、欲望と裏切りが交錯するサスペンスドラマ。金の支配に抗う青年の孤独な戦いを描いた社会派スリラーである。



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