悲しみの青春
Il giardino dei finzi-contini
(イタリア・西ドイツ 1970)
[製作総指揮] ファウスト・サラチェーニ
[製作] アーサー・ブラウナー/アーサー・コーン/ジャニーニ・ヘクト・ルカーリ
[監督] ヴィットリオ・デ・シーカ
[原作] ジョルジオ・バサーニ
[脚本] ヴィットリオ・ボニチェリ/ウーゴ・ピロ
[撮影] エンニオ・グァルニエリ
[音楽] ビル・コンティ/マニュエル・デ・シーカ
[ジャンル] ドラマ
[受賞]
アカデミー賞 外国語映画賞
ベルリン国際映画祭 金熊賞
ドミニク・サンダ (ミコル)
リノ・カポリッキオ (ジョルジオ)
ヘルムート・バーガー (アルベルト)
ファビオ・テスティ (ブルーノ)
ロモロ・ヴァリ (ジョルジオの父)
カミーロ・カサレイ (ミコルの父)
インナ・アレクエイエフ (ミコルの祖母)
カティナ・モリサニ (ミコルの母)
バルバラ・ピラヴィン (ジョルジオの母)
「悲しみの青春」は、第二次世界大戦前夜のイタリアを舞台に、裕福なユダヤ人一家フィンツィ=コンティーニ家の運命を描いた感動的なドラマである。物語は、ナチスの台頭によりユダヤ人への迫害が強まる中、家族や友人たちがその影響を避けるため、屋敷の庭園に閉じこもり、外の世界から隔絶された生活を送る様子を描く。主人公ジョルジョと美しいミーコルとの淡い恋愛を軸に、物語は次第に迫り来る悲劇の影を浮き彫りにし、戦争と迫害がもたらす無情な運命を映し出している。
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