自転車泥棒
Ladri di biciclette
(イタリア 1948)
[製作] ヴィットリオ・デ・シーカ/ジュゼッペ・アマート
[監督] ヴィットリオ・デ・シーカ
[原作] ルイジ・バルトリーニ/チェザーレ・ザバッティーニ
[脚本]
チェザーレ・ザバッティーニ/オレステ・ビアンコリ/スーゾ・チェッキ・ダミーコ/ヴィットリオ・デ・シーカ/アドルフォ・フランチ/ジェラルド・ジェリエリ
[撮影] カルロ・モントウォーリ
[音楽] アレッサンドロ・チコニーニ
[ジャンル] ドラマ
[受賞]
アカデミー賞 名誉賞
英国アカデミー賞 オリジナル作品賞
ゴールデン・グローブ賞 外国映画賞
ロカルノ国際映画祭 審査員特別賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 監督賞/作品賞
NY批評家協会賞 外国語映画賞
ランベルト・マジョラーニ (アントニオ・リッチ)
エンゾ・スタヨーラ (ブルーノ)
リアネラ・カレリ (マリア)
ジーノ・サルタメレンダ (バヨッコ)
ヴィットリオ・アントヌッチ (泥棒)
戦後のイタリアを舞台にしたネオリアリズム映画で、失業中の男アントニオが、家族の生計を立てるために手に入れた自転車を盗まれ、その自転車を必死に探し回る物語である。息子と共に街を奔走する中で、アントニオは絶望的な状況に追い込まれ、最終的に自らも盗みに手を染めるという苦渋の決断を迫られる。映画は、貧困と人間の尊厳をテーマにした、深い社会的メッセージを持つ作品である。
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