ケイ・フランシス
Kay Francis
1899年1月13日、アメリカ・オクラホマ・オクラホマシティ生まれ。
1968年8月26日、アメリカ・ニューヨークで死去(ガン)。享年69歳。
本名キャサリン・エドウィナ・ギブズ。
身長170cm。
30歳の時「新聞記者」でスクリーン・デビューし、上品な美貌で一躍トップ女優になった。
ケイ・フランシスは、アメリカの女優で、1930年代のハリウッドで最も高給取りの女優の一人として知られていた。彼女はエレガントな美しさと低く魅力的な声で、特にメロドラマ映画で人気を博した。
ケイは、ニューヨーク市で生まれ、母親も舞台女優だったため、演技に興味を持つようになった。彼女のキャリアは1920年代にブロードウェイから始まり、1929年にハリウッドに進出。ワーナー・ブラザースと契約を結び、多くの映画で主役を演じた。
1930年代には、『極楽特急』や『限りなき旅』など、数々のヒット作に出演した。彼女はその美しさだけでなく、複雑な感情を表現する演技力でも評価されていた。しかし、1940年代に入ると、キャリアは徐々に下降し、ワーナー・ブラザースとの契約が終了した後は、低予算映画や舞台に活動の場を移すことになった。
彼女は5回結婚しており、その華やかな私生活でも知られていた。彼女の恋愛関係はしばしばゴシップの対象となり、特に1920年代後半から1930年代にかけての彼女の派手なライフスタイルが注目を集めた。
キャリアのピークを過ぎた後、ケイはチャリティ活動に専念し、特に第二次世界大戦中はUSOの活動に熱心に取り組んだ。彼女は1968年に癌で亡くなったが、そのエレガンスと魅力は今なおファンに愛されている。
[出演作品]
1929 30歳
新聞記者 Gentlemen of the Press
ココナッツ The Cocoanuts
青春の幻想 Illusion
恋愛運動場 The Marriage Playground
曲線悩まし Dangerous Curves
1930 31歳
極楽島満員 Let’s Go Native
命を賭ける男 Street of Chance
恋の素顔 Behind the Make-Up
戦争と貞操 The Virtuous Sin
天才の妻 A Notori us Affair
パラマウント・オン・パレイド Paramount on Parade
唇の罪 For the Defense
ラッフルズ(怪紳士 ) Raffles
1931 32歳
愛欲の果て Ladies’ Man
赤新聞 Scandal Sheet
嵐の裁き Transgression
戦く幻影 Guilty Hands
影を売る男 The Vice Squad
二十四時間 24 Hours
街のをんな Girls About Town
偽りのマドンナ The False Madonna
1932 33歳
借りた人生 Strangers in Love
シナラ Cynara
男子入用 Man Wanted
恋せざる大盗(宝石泥棒) Jewel Robbery
限りなき旅 One Way Passage
極楽特急 Trouble in Paradise
1933 34歳
暁の暴風 Storm at Daybreak
女性二重奏 Mary Stevens, M.D.
吾れは愛せり I Love A Woman
五十六番街の家 The House on 56th Street
1934 35歳
ワンダー・バー Wonder Bar
愛の岐路 Dr. Monica
南風の恋歌 Mandalay
1935 36歳
母の素顔 I Found Stella Parish
1936 37歳
白衣の天使 The White Angel
1937 38歳
砂漠の朝 Another Dawn
流行の女王 Stolen Holiday
1938 39歳
コメット・オーバー・ブロードウェイ Comet Over Broadway
1940 41歳
殴りこみ一家 When the Daltons Rode
ホノルル航路 It’s a Date
1942 43歳
我が心の歌 Always in My Heart
1944 45歳
Four Jills in a Jeep
1945 46歳
Divorce
1946 47歳
Wife Wanted
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