僕の村は戦場だった
Ivanovo detstvo
(ソ連 1962)
[監督] アンドレイ・タルコフスキー
[原作] ウラジミール・ボゴモーロフ
[脚本] ウラジミール・ボゴモーロフ/ミハイル・パパーワ
[撮影] ワディム・ユソフ
[音楽] ウラチェスラフ・オフチニコフ
[ジャンル] ドラマ/戦争
[受賞] ヴェネチア映画祭 金獅子賞
ニコライ・ブルリャーエフ (イワン)
ワレンティン・ズブコフ (ホーリン大尉)
エフゲーニー・ジャリコフ (ガルツェフ)
ワレンチーナ・マリャーヴィナ (マーシャ)
アンドレイ・コンチャロフスキー (兵士)
「僕の村は戦場だった」は、第二次世界大戦中のソビエト連邦を舞台に、戦争の悲惨さと少年の喪失を描いたアンドレイ・タルコフスキー監督の作品である。両親を戦争で失った少年イワンは、前線で偵察兵として活動しながら復讐心に燃えている。彼の心には、戦争によって奪われた幼少期の思い出が影を落としており、戦場の冷酷さと彼の心の傷が対比される。物語は、戦争が子供の無垢さと人間性をいかに破壊するかを描き、イワンの悲劇的な運命を通じて、戦争の非人間性を強烈に訴える。
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