さすらう女　Sans Toit Ni Loi　1985

さすらう女
Sans Toit Ni Loi

(フランス　1985)

[製作]　ウーリー・ミルシュテン
[監督]　アニエス・ヴァルダ
[脚本]　アニエス・ヴァルダ
[撮影]　パトリック・ブロシエ
[音楽]　ヨアナ・ブリュドヴィッチ
[ジャンル]　ドラマ
[受賞]
セザール賞 主演女優賞（サンドリーヌ・ボネール）
LA批評家協会賞 主演女優賞（サンドリーヌ・ボネール）
ヴェネチア映画祭 国際批評家連盟賞／金獅子賞／国際カトリック映画事務局賞

キャスト

サンドリーヌ・ボネール（モナ）
マーシャ・メリル（女）
ステファン・フレス（ジャン・ピエール）
ヨランド・モロー（ヨランド）
ジョエル・フォッス（パウロ）

ストーリー

「さすらう女 (Sans Toit Ni Loi)」は、アニエス・ヴァルダ監督による社会的かつ詩的な作品で、フランスの田舎を放浪する若い女性モナの物語を描く。映画は彼女の凍死した姿から始まり、彼女がなぜそこに至ったのかを、彼女と偶然出会った人々の回想を通じて描写していく。モナは、自由を求めて家や仕事、社会的規範を拒否し、季節労働者や村人たちと関わりながらも、自分の道を進もうとする。しかし、彼女の放浪生活は孤独と過酷さを伴い、次第に彼女を追い詰めていく。自由と孤独、社会の外に生きる人間の姿を鋭く描いた作品である。

エピソード

---