アメリカ帝国の滅亡
Le Declin De L’Empire Americain

(カナダ　1986)

[製作]　レネ・マロ／ロジェ・フラピエ
[監督]　ドゥニ・アルカン
[脚本]　ドゥニ・アルカン
[撮影]　ガイ・デュフォー
[音楽]　フランソワ・ドンピエール
[ジャンル]　コメディ／ドラマ
[受賞]
カンヌ映画祭国際批評家連盟賞
NY批評家協会賞外国語映画賞
トロント国際映画祭カナダ映画賞／観客賞

キャスト

ドミニク・ミシェル　（ドミニク）
ドロテ・ベリマン　（ルイーズ）
ルイーズ・ポルタル　（ディアーヌ）
イヴ・ジャック　（クロード）

ストーリー

「アメリカ帝国の滅亡 (Le Déclin de l’Empire Américain)」は、カナダの知識人たちが繰り広げる会話を通じて、愛、性、権力、そして社会の崩壊について洞察するドラマ。物語は、モントリオール郊外の別荘で、大学の歴史学者たちが集まってディナーを準備する中で展開される。男性グループは別荘で料理を作りながら性や愛に関する率直な会話を交わし、女性たちはジムで運動をしながら、同じテーマについて自由に語り合う。

やがて、彼らは一堂に会してディナーを共にするが、それぞれの間で隠されていた秘密や裏切りが次第に明らかになり、知的でありながらも感情的な衝突が巻き起こる。ユーモアと皮肉を交えつつ、現代社会の道徳的な退廃や個人のエゴイズム、愛と性に対する考え方の変遷が描かれる。

エピソード

---