新ドイツ零年
Allemagne annee 90 neuf zero
(フランス 1991)
[製作] ニコル・ルーレ
[監督] ジャン・リュック・ゴダール
[脚本] ジャン・リュック・ゴダール
[撮影] ステファン・ベンダ/アンドレアス・エルバン/クリストフ・ポロック
[音楽] バッハ/リスト/モーツァルト/ストラヴィンスキー/ベートーヴェン他
[ジャンル] ドラマ
[受賞] ヴェネチア映画祭 イタリア上院議員長賞
エディ・コンスタンティーヌ (レミー・コーション)
ハンス・ツィシュラー (ゼルテン)
クラウディア・ミチェルゼン (シャルロット・ケスナー/ドラ)
ナタリー・カデム (デルフィーヌ)
アントン・モシーヌ (ディミトリ)
主人公レミーは、東ドイツの元スパイであり、ベルリンの壁崩壊後、アイデンティティを失い彷徨う。新しいドイツ統一の現実に適応できず、彼は過去と向き合いながら、変わりゆく社会の中で自身の居場所を見つけようとする。旅の中で、彼は旧東西ドイツの象徴的な場所や人々に出会い、歴史の流れと個人の運命が交錯する瞬間を体験する。レミーの内なる葛藤と、時代の転換が交差する物語である。
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