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マトリックス レザレクションズ The Matrix Resurrections 2021


マトリックス レザレクションズ
The Matrix Resurrections
(アメリカ・オーストラリア 2021)

[製作総指揮] エイミー・アレグレッティ/ブルース・バーマン/ジェシー・アーマン/ギャレット・グラント/テリー・ニーダム/マイケル・サルヴェ/カリン・ウォシャウスキー
[製作] グラント・ヒル/ジェームズ・マクティーグ/ラナ・ウォシャウスキー/ミキ・エムリッチ/クリストフ・フィッサー/ヘニング・モルフェンター/ロランヌ・タージョン/チャーリー・ウーブケン
[監督] ラナ・ウォシャウスキー
[原案] ラナ・ウォシャウスキーリリー・ウォシャウスキー
[脚本] ラナ・ウォシャウスキー/デヴィッド・ミッチェル/アレクサンダル・ヘモン
[撮影] ダニエレ・マッサチェシ/ジョン・トール
[音楽] ジョニー・クリメック/トム・ティクヴァ
[ジャンル] アクション/SF
[シリーズ]
マトリックス(1999)
マトリックス・リローデッド(2003)
マトリックス・レボリューションズ(2003)
マトリックス レザレクションズ(2021)


キャスト

キアヌ・リーヴス
(トーマス・A・アンダーソン/ネオ)

キャリー・アン・モス
(ティファニー/トリニティ)

ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世 (モーフィアス)
ジョナサン・グロフ (エージェント・スミス)

ジェイダ・ピンケット・スミス
(ナイオビ)

ランベール・ウィルソン (メロヴィンジアン)
ジェシカ・ヘンウィック (バッグス)
ニール・パトリック・ハリス (アナリスト)
プリヤンカー・チョープラー・ジョナス (サティー)
マックス・リーメルト (シェパード)
アンドリュー・ルイス・コールドウェル (ジュード・ギャラガー)
トビー・オンウメール (セコイア(シーク))
エレンディラ・イバラ (レキシー)
ブライアン・J・スミス (バーグ)

クリスティーナ・リッチ
(グウィン・デ・ビア)

チャド・スタエルスキ (チャド)
エレン・ホルマン (エコー)
テルマ・ホプキンス (フレイヤ)
ジュリアン・グレイ (ブランドン)
ゲイジ・チャット (ドニー)
トム・ハーディ (カメオ)


概要

『マトリックス レザレクションズ』(The Matrix Resurrections)は、2021年公開の『マトリックス』シリーズ第4作。監督はラナ・ウォシャウスキー(シリーズ初の単独監督)、主演はキアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モス。前作で命を落としたはずのネオとトリニティが、再び仮想世界「マトリックス」に囚われ、新たな覚醒を遂げるというストーリー。

ストーリー

プログラマーのトーマス・アンダーソン(キアヌ・リーヴス)は、かつて「マトリックス」という超人気ゲームを開発したクリエイターとして知られていた。しかし、彼は日々の生活の中で、自分がゲームの中のキャラクター「ネオ」ではないかという錯覚に悩まされていた。彼の精神科医(ニール・パトリック・ハリス)は、青いピルを処方し、現実を受け入れるよう促す。

ある日、トーマスはカフェで「ティファニー(キャリー=アン・モス)」という女性と出会う。彼女はどこか見覚えのある存在だったが、彼女自身は普通の主婦として生活していた。

一方、「モーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)」を名乗る謎の男と、バグス(ジェシカ・ヘンウィック)が現れ、トーマスに「お前は本物のネオだ」と告げる。彼らは新たな「マトリックス」によって支配されていることを説明し、トーマスに赤いピルを渡す。

ネオは再び覚醒し、仮想現実「マトリックス」から脱出。現実世界では、前作から60年が経過しており、機械と人間が共存する新たな社会「アイオ」が誕生していた。指導者となったナイオビ(ジェイダ・ピンケット=スミス)は、ネオの復活が世界を揺るがす可能性があると警告する。

しかし、ネオの最大の目的は「トリニティを救うこと」。彼女もまたマトリックスの中で眠らされており、新たな「アナリスト(ニール・パトリック・ハリス)」によって監視されていた。

ネオは再びマトリックスに入り、トリニティを覚醒させるべく戦いを繰り広げる。やがて彼女も「自分がティファニーではなく、トリニティである」と悟り、二人は共に覚醒。アナリストを打倒し、ついにマトリックスの支配から解放される。

ラストシーンでは、ネオとトリニティが新たな力を手に入れ、マトリックスの運命を変えるために飛び立っていく。



エピソード

ラナ・ウォシャウスキー単独監督作
『マトリックス』三部作を手掛けたウォシャウスキー姉妹のうち、今回はラナ単独で監督。妹のリリーは参加せず。


キアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モスの復帰
18年ぶりのシリーズ復帰となり、ファンから大きな期待が寄せられた。


ローレンス・フィッシュバーンは出演せず
旧モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンは出演せず、新たにヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が演じた。


ヒューゴ・ウィーヴィングも不参加
エージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングもスケジュールの都合で出演できず。


ネオの髪型とヒゲは「ジョン・ウィック」仕様
撮影時期が『ジョン・ウィック4』と重なっていたため、ネオの外見は「ジョン・ウィック」に近いものとなった。


劇中の「マトリックス」はメタ要素が強い
「マトリックス」というゲームを作ったという設定があり、過去作の映像もゲームとして登場。


バイクチェイスはキャリー=アン・モスの希望で追加
彼女は「トリニティはバイクに乗らなければダメ」と主張し、バイクアクションシーンが追加された。


ワイヤーアクションの復活
初代『マトリックス』以来のワイヤーワークを多用したアクションが取り入れられた。


ネオの「弾を止める力」が強化
本作では銃撃戦よりも「弾を止める」能力を多用する。


新キャラ・バグスのモデルはアニメ『マトリックス』のキャラ
彼女のデザインは『アニマトリックス』に登場したキャラからインスパイアされた。


香港アクション映画の影響
ラナ・ウォシャウスキーは、本作のアクションに再び香港映画のテイストを取り入れた。


時間の概念を変えた「バレットタイム」
今回は逆に「ネオだけがスローになり、敵は高速で動く」新しいバレットタイムを導入。


ニール・パトリック・ハリスの悪役演技
彼の演じるアナリストは、冷静な口調で心理戦を仕掛ける新タイプのヴィラン。


「二人の愛こそが世界を救う」というテーマ
これまでの哲学的なテーマから「ネオとトリニティの愛」に重点が置かれた。


監督は続編を望んでいない
ラナ・ウォシャウスキーは「これはマトリックスの最終章」と明言。


『マトリックス』シリーズのノスタルジー要素が満載
過去作のオマージュやセルフパロディが随所に見られる。


グリーン基調の映像が減った
これまでのシリーズよりも、色彩豊かな映像表現が採用された。


脚本は「シリーズをメタ的に再解釈」する試み
過去作への批評的な要素も盛り込まれている。


カメオ出演の予定がカットされたキャストもいた
一部の過去キャストは出演予定だったが、最終的に削除された。

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