白い炎の女
White Mischief
(ケニア・イギリス 1987)
[製作総指揮] マイケル・ホワイト
[製作] サイモン・ペリー／サイモン・ボサンケ
[監督] マイケル・ラッドフォード
[原作] ジェームズ・フォックス
[脚本] マイケル・ラッドフォード／ジョナサン・ジェムズ
[撮影] ロジャー・ディーキンズ
[音楽] ジョージ・フェントン
[ジャンル] クライム／ドラマ／恋愛／スリラー
キャスト
サラ・マイルズ
（アリス・ド・ジャンセ）
ジョス・アックランド （サー・ジョック・デルヴス・ブロートン）
ジョン・ハート
（ギルバート・コルヴァイル）
グレタ・スカッキ
（レディ・ダイアナ・ブロートン）
チャールズ・ダンス
（ジョスリン・ヘイ：エロルのアール）
スーザン・フリートウッド （グラディス：レディ・デラマー）
アラン・ドビー （ハラギン）
ヒュー・グラント
（ヒュー）
ジャクリーン・ピアース （インディナ）
キャサリン・ニールソン （レディ・ジューン・カーベリー）
ジェラルディン・チャップリン
（ニーナ・ソームズ）
トレヴァー・ハワード
（ジャック・ソームズ）
ストーリー
ケニアのハッピー・バレーと呼ばれる英国人植民地社会。裕福な実業家サー・ジョック・ブラウツ・ブロートンは年の離れた若い妻ダイアナを迎えてやってくる。彼女は結婚生活に退屈を感じ、チャーミングで自由奔放な貴族、ジョスリン・ヘイル男爵と恋に落ちる。ダイアナとジョスリンの関係はこの閉ざされたコミュニティで蔓延する逸脱と放蕩の日々の象徴となるが、夫ジョックは最初は公然とその関係を受け入れるような態度を取る。
ある夜、ジョスリンは車の中で銃で撃たれ死亡。警察は証拠があいまいなまま、ジョックを主要な容疑者として訴追するが、裁判で有罪にはならず、事件は正式には未解決となる。社会的スキャンダルと噂は消えないまま、映画はこの破滅的で魅惑的な階級社会の道徳崩壊を背景に、愛と嫉妬・権力の儚さを映し出す。
コメント