[女優] ウィノナ・ライダー
Winona Ryder
1971年10月29日、アメリカ・ミネソタ・ウィノナ生まれ。
本名ウィノナ・ローラ・ホロウィッツ。
身長163cm。
父はアルメニア系ロシア人、母はノルウェー系ドイツ人。
成績優秀のため17歳で高校を卒業。
15歳の時「ルーカスの初恋メモリー」でスクリーン・デビュー。
ジョニー・デップ、クリスチャン・スレーター、マット・デイモン、マーク・ウォルバーグらと破局。
本来の髪色はストロベリー・ブロンドらしい。
2001年、万引きで逮捕される。
ウィノナ・ライダーは、アメリカの女優で、1980年代後半から1990年代にかけてハリウッドのトップスターとして活躍し、現在も映画やテレビで根強い人気を誇る。ティム・バートン監督の「ビートルジュース」や「シザーハンズ」でブレイクし、「若草物語」「リアリティ・バイツ」などで確固たる地位を築いた。2000年代には一時活動を休止したが、近年「ストレンジャー・シングス」などで再ブレイクを果たした。
初期のキャリアとブレイク
ウィノナ・ライダーはミネソタ州ウィノナで生まれ、カリフォルニアで育った。両親はカウンターカルチャーに深く関わる知識人で、作家のティモシー・リアリー(LSD文化を推進した心理学者)は彼女の名付け親だった。幼少期から読書好きで、内向的な性格だったが、12歳のときに演技に興味を持ち、演劇学校に通い始めた。
1986年、映画「ルーカス」でスクリーンデビューを果たし、1988年にはティム・バートン監督の「ビートルジュース」でゴシック風の少女リディアを演じ、一気に注目を集める。同年には「ヘザース」でブラックコメディのヒロインを演じ、カルト的な人気を獲得した。
1990年代の全盛期
1990年代はウィノナ・ライダーの黄金時代だった。彼女は数々の名作に出演し、アカデミー賞にもノミネートされるなど、演技派としての評価を確立した。
「シザーハンズ」
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のファンタジー映画で、美しい少女キムを演じた。ジョニー・デップとの実生活での交際も大きな話題を呼び、ハリウッドの象徴的なカップルとなった。
「ドラキュラ」
フランシス・フォード・コッポラ監督のゴシックホラー映画で、ゲイリー・オールドマン、キアヌ・リーヴスと共演。クラシックな美しさと繊細な演技で評価された。
「若草物語」
ルイーザ・メイ・オルコットの名作小説を映画化し、主人公ジョー・マーチを演じた。この演技が高く評価され、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
「リアリティ・バイツ」
ベン・スティラー監督の青春映画で、90年代の若者文化を象徴する作品の一つ。ウィノナはジェネレーションXの代弁者としての地位を確立した。
「エイリアン4」
シガニー・ウィーヴァーと共演し、大作アクション映画にも進出。
この時期、ウィノナ・ライダーは「最も成功した若手女優」として評価され、ジョニー・デップ、キアヌ・リーヴス、イーサン・ホークなど、90年代を代表する俳優たちと数多く共演した。
スキャンダルとキャリアの低迷(2000年代)
2001年、ウィノナ・ライダーはロサンゼルスの高級デパート「サックス・フィフス・アベニュー」で約5,500ドル相当の商品を万引きしたとして逮捕され、裁判で有罪判決を受けた。この事件は彼女のキャリアに大きな影響を与え、ハリウッドからしばらく遠ざかることになった。
この時期、彼女はメンタルヘルスの問題に直面し、映画界から距離を置きながら療養していた。彼女自身、「あの時期は人生のどん底だった」と語っている。
復帰と再ブレイク(2010年代以降)
2010年代に入り、ウィノナ・ライダーは徐々に映画界に復帰。特にNetflixの大ヒットシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(Stranger Things, 2016年~)で母親役のジョイスを演じ、再び脚光を浴びた。この作品で彼女はゴールデングローブ賞にもノミネートされ、キャリアの新たな章を迎えた。
私生活とゴシップ
- ジョニー・デップとの関係
ウィノナ・ライダーは1990年代初頭、ジョニー・デップと交際し、婚約していた。ジョニーは「Winona Forever(ウィノナ・フォーエバー)」というタトゥーを腕に入れたが、破局後「Wino Forever(ワイン好きは永遠)」に修正した。 - キアヌ・リーヴスとの特別な絆
「ドラキュラ」で共演したキアヌ・リーヴスとは長年親友であり、「マトリックス」シリーズのラナ・ウォシャウスキー監督から「トリニティ役でオーディションを受けるよう勧められた」こともあるが、実現しなかった。 - 万引き事件の真相
ウィノナは後にこの事件について、「当時、精神的にボロボロだった」と告白。彼女は薬物依存を抱えており、抗うつ剤の影響で正常な判断ができない状態だったと語っている。 - 「マーベル映画を拒否」
ハリウッド復帰後、マーベル映画のオファーもあったが、「自分に合わない」として断ったと噂されている。
エピソード
- 「ビートルジュース」続編
ウィノナの代表作の一つである「ビートルジュース」の続編で、彼女はリディア役で復帰する。 - ギターが得意
趣味でギターを弾いており、1990年代にはオルタナティブロックシーンにも関心を持っていた。 - フェミニストとしての活動
ウィノナは女性の権利を積極的に支持しており、特にハリウッドにおける女性の地位向上について発言している。
[出演作品]
1986 年 15 歳
1987 年 16 歳
1988 年 17 歳
1989 年 18 歳
グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー Great Balls of Fire!
1990 年 19 歳
悲しみよさようなら Welcome Home, Roxy Carmichael
1991 年 20 歳
1992 年 21 歳
1993 年 22 歳
エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence
ゴールデングローブ賞助演女優賞
愛と精霊の家 The House of the Spirits
1994 年 23 歳
ザ・シンプソンズ The Simpsons (TV)
1995 年 24 歳
キルトに綴る愛 How to Make an American Quilt
1996 年 25 歳
1997 年 26 歳
1998 年 27 歳
1999 年 28 歳
マルコヴィッチの穴 Being John malkovitch
17歳のカルテ Girl, Interrupted((製・出)
2000 年 29 歳
ロスト・ソウルズ Lost Souls
オータム・イン・ニューヨーク Autumn in New York
2001 年 30 歳
フレンズ Friends (TV)
2002 年 31 歳
シモーヌ S1m0ne
2003 年 32 歳
The Day My God Died(製・出)
2004 年 33 歳
サラ、いつわりの祈り The Heart Is Deceitful above All Things
2006 年 35 歳
2007 年 36 歳
幸せになるための10のバイブル The Ten
セックス・カウントダウン Sex and Death 101
Welcome
2008 年 37 歳
インフォーマーズ セックスと偽りの日々 The Informers
嘘つきは恋の始まり The Last Word
2009 年 38 歳
Water Pills
スター・トレック Star Trek
草食男子の落とし方 Stay Cool
50歳の恋愛白書 The Private Lives of Pippa Lee
2010 年 39 歳
ブラック・スワン Black Swan
2011 年 40 歳
僕が結婚を決めたワケ The Dilemma
2012 年 41 歳
フランケンウィニー Frankenweenie
パラノイド・シンドローム The Letter
THE ICEMAN 氷の処刑人 The Iceman
2013 年 42 歳
バトルフロント Homefront
2014 年 43 歳
MI5: 灼熱のコンスパイラシー Turks & Caicos (TV)
2015 年 44 歳
アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発 Experimenter
2016 年 45 歳
ストレンジャー・シングス 未知の世界 Stranger Things (Netflix)
2018 年 47 歳
おとなの恋は、まわり道 Destination Wedding
2020 年 49 歳
プロット・アゲンスト・アメリカ The Plot Against America (TV)
2022 年 51 歳
Gone in the Night
2023 年 52 歳
ホーンテッドマンション Haunted Mansion
2024 年 53 歳
ビートルジュース ビートルジュース Beetlejuice Beetlejuice
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